新型トヨタ ハイラックスが気になる! でも高い!! そんなあなたにオススメしたいのは三菱 トライトン
2017/12/02

価格や納期がネックなら、中古車で同様のコンセプトを持つ車がある!
先日、日本市場に実に13年ぶりとなる復活を果たしたトヨタのピックアップトラック、ハイラックス。
商用車登録の車両ながら、5人が乗れる快適なキャビンと荷物をガンガン積める荷台部分を備えたマルチな車両ということもあって、アクティブに趣味を楽しむユーザーから支持を集めています。
その人気は発売から2ヵ月で年間目標の1.5倍となる約3000台の受注を達成するほどです。
その結果、記事執筆時点で、工場出荷めどが6ヵ月以上先だというから驚き!
しかも、あくまで工場出荷めどということでそこから輸送が必要になるわけですが、新型ハイラックスはタイで生産されているため、通常の車両よりも輸送に時間がかかることは明白。
一部ディーラーに話を聞くと、現状で8ヵ月待ちなんて話もあるくらいなのです。
さらに、運よく納期が縮まったとしても次に立ちはだかるのが374万2200円(Zグレード)というその価格。
ナビやETCなど必要最低限のオプションだけにしたとしても、乗り出し価格は400万円を超えてしまうことは確実で、気軽に購入するにはちょっとハードルが高いというのもまた事実です。
しかし、諦めるのはまだ早い! 実は同様のコンセプトの車両が他にも存在しているのです。そこで今回はそんな狙い目中古車をピックアップいたします!(ピックアップトラックだけに!!)
それは、三菱が2006年に日本国内に投入したトライトンです。

乗車人数、駆動方式など共通する部分が多い三菱 トライトン
トライトンもハイラックスと同じくダブルキャブの5人乗りで駆動方式はパートタイム4WD。そしてタイで生産されていたという部分まで共通なのです。
最大積載量こそハイラックスの500kgに対してトライトンは400kgとやや劣りますが、こういった車種で最大積載量ギリギリまで積むことは希だと思いますので、それほど気にするポイントではないでしょう。
ボディサイズはややハイラックスの方が大きく、全長で約30cm、全幅で約5cmの差があります。
しかし、日本国内で乗るにはあまり大きすぎるのも困るシーンが多々ありそうですから、むしろ歓迎すべきポイントと言えるかもしれません。
最小回転半径もハイラックスの6.4mに対してトライトンは5.9mと小回り性能でもトライトンに分があります。

大排気量ながら自動車税は同一で、中古車なので価格もお手頃
実は両車でいちばん異なるのがパワートレイン。直列4気筒2.4Lディーゼルターボエンジンに6速ATが組み合わされるハイラックスに対して、V型6気筒3.5Lガソリンエンジン(レギュラーガソリン対応)に4速ATという組み合わせになるのがトライトン。
出力はハイラックスが150ps/40.8kgf・mに対して、トライトンが186ps/30.9kgf・m(後期型)と、トルクの厚いハイラックスと大排気量NAらしいパワー感のトライトンという対照的な両車となります。
が、普段使いのことも考えるとV6ガソリンエンジンの静粛性もプラスに作用するかもしれませんね。
なお、大排気量と聞くと自動車税が気になるところですが、どちらも1ナンバー登録の貨物車となるため、自動車税は16,000円と同額です。
そんなトライトンは、大きく分けて前期、中期、後期に分けられます。
といっても、劇的に変わった部分はそれほどありませんが、2009年2月までの前期モデルはセンターコンソールにインフォメーションディスプレイが鎮座。
2DINナビの装着が困難となっているため、2DINナビを装着する前提であれば中期以降のモデルを狙いたいところ。
2010年4月に登場した後期モデルはオーバーフェンダーがボディ同色になりクルーズコントロールが追加されました。
また、エンジンに電子制御スロットルバルブが採用され、8ps/0.8kgf・mの出力向上が図られました。
さあ、トライトンががぜん気になってきたのではないでしょうか?
現在カーセンサーに掲載されている台数はおよそ30台で、価格帯は総額で150万~250万円といったところ。
中にはカスタマイズが施されている個体もあるため、好みのカスタムであれば買い得と言えそうです。

個人的にトライトンで大好きなポイントがリアウインドウ(リアドアウインドウではなく、後端のウインドウ)が開閉式なところです。
車内の換気が簡単にできるだけでなく、すべての窓を全開にして走るとかなりの解放感が味わえるんです。
これもハイラックスにはないポイントですよ!

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三菱 トライトン(初代)×修復歴なしこの記事で紹介している物件
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