日産 フーガ/フーガハイブリッド|本命はフーガらしさがギュッと凝縮された前期型の370GT!【予算100万円ならコレが買い】
カテゴリー: 特選車
タグ: 日産 / セダン / クルマを選び始めた人向け / フーガ / フーガハイブリッド / 総額100万円で狙おう / 中野剛 / c!
2020/10/26
▲2009年11月にフルモデルチェンジを受け登場した2代目日産 フーガ。前期型モデルを中心に、総額100万円以内で狙える物件が出てきたので要チェックだ!現役フラッグシップセダンが予算100万円圏内に!
2009年11月に登場したシリーズ2代目となる現行型フーガ。約1年遅れて発表されたフーガハイブリッドとともに日産のフラッグシップセダンの座を10年近く現役で守り続けているモデルだ。新車時価格400万円オーバーの高級車だが、中古車ではすでに予算100万円で狙える物件が出回っている。現行型フーガ/フーガハイブリッドの魅力を振り返りつつ、中古車の醍醐味をたっぷり味わえる物件選びのポイントを探ってみよう。

10年経過しても色あせない外観のデザインが魅力
現行型フーガ/フーガハイブリッドの特徴は、なんといっても躍動感に満ちたデザイン。後輪駆動車ならではの後輪に重心のかかった美しいプロポーションは、発表から10年以上経過した現在でも色あせていないのが大きな魅力だ。
またインテリアでは、触り心地や操作感など細かい点まで吟味された上質素材を数多く採用。高級感と高いレベルの心地よさも併せもつ室内空間にトータルコーディネイトされている。
フーガには、225馬力を発生する2.5Lと333馬力の3.7Lの2種類のガソリンエンジンを用意。ともにV6エンジンで、これにマニュアルモード付き7速ATが組み合わされる。
一方フーガハイブリッドは、効率が高められた3.5L V6エンジンとモーターのハイブリッドユニットのみ。306馬力の大パワーを発生しながら、燃費は10・15モードで19km/L、JC08モードでは18km/Lという低燃費を実現している。
▲フラッグシップモデルらしく堂々としたデザイン。後輪に重心のかかった美しいプロポーションだ
▲室内は銀粉本木目フィニッシャーなど、高級素材が盛り込まれている
▲汚い空気を遮断してクリーンな空気やアロマ、ゆらぎ風による森のような心地よさを実現するフォレストエアコンも世界初採用ガソリン車とハイブリッド車併せてチェックすべし
中古車流通量は、フーガがおよそ300台でフーガハイブリッドは110台と少なめ。フーガハイブリッドに的を絞るとやや厳しいが、ガソリン車と合わせればある程度の選択肢を確保できる状況だ。
最安値帯は総額70万~90万円の水準まで下がっており、新車時価格の高いフーガハイブリッドも、かなりレアだが最安値帯で見つけることができる。
高級セダンの場合、最安値帯の物件の多くが走行距離10万km超となるケースが一般的だが、現行型フーガ/フーガハイブリッドでは、10万km以下の物件が比較的見つけやすいのが特徴。最安値帯を含む予算100万円圏内なら、6万km台の物件もヒットするのは魅力的だ。
▲台数は少ないものの、タイミングによってはフーガハイブリッドもヒットする走行距離よりも内装の状態や整備記録に注目しよう
予算100万円のターゲットは、2015年1月までの前期型に絞られる。中でも3.7Lガソリンエンジン搭載のフーガ 370GTは、フーガらしさがギュッと詰まったグレードかつ選択肢が比較的多めゆえに、本命候補としてふさわしい。
走行距離は10万km前後の物件が中心になるが、年式換算で1年の走行距離が1万km程度ならそれほど心配する必要はないだろう。それよりも、内装の状態や定期的に整備を受けているか否かに注目しよう。
ハイブリッド車にこだわるなら、ターゲットはほぼ標準グレードの3.5に絞られる。ただし選択肢はかなり少ないため、100万円の予算にこだわるなら、走行距離などの条件は緩めに設定した方が探しやすい。ただし、タイミング次第ではガソリン車よりも好条件の物件がヒットすることもあるので、こまめにカーセンサーnetをチェックすることを忘れずに!

▼検索条件
日産 フーガ(2代目)/フーガハイブリッド(初代)×総額100万円以下×全国【関連リンク】
この記事で紹介している物件
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