新型シエンタ(3代目)をマンガで解説! トヨタのコンパクトミニバンはどんな車?【人気車ゼミ】
2023/03/10

自動車テクノロジーライターの松本先生と、漫画家の田代先生が話題のモデルを深く分かりやすく掘り下げていく連載『人気車ゼミ』。今回紹介するのは新型トヨタ シエンタ。
講師紹介

自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。車に乗り込むと即座に車両のすべてを察知。その鋭い視点から、試乗会ではメーカー陣に多く意見を求められている。数々のメディアに寄稿する他、工業高校の自動車科で教鞭を執る。『クルマは50万円以下で買いなさい』など著書も多数。趣味は乗馬。

マンガ家
田代哲也
マンガ家・イラストレーター。1987年『週刊少年ジャンプ・サマースペシャル』(集英社)でデビュー。少年マンガ誌、青年マンガ誌、スポーツ雑誌などジャンルを問わず執筆。絵本『田んぼの昆虫たんけん隊』『水泳大好き!トラ』(星の環会)。2004年より東放学園高等専修学校、東放学園映画専門学校で講師を務める。スズキの車を5台乗り継ぎ、現在の愛車はエスクード。




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トヨタ シエンタ(3代目) × 全国重要ワード(マンガ内※)解説
初代は2010年に一度生産が終了したが、2011年に再度販売がスタートするという珍しい経歴を持つ。初代の特徴は丸目ヘッドライトの愛らしいデザインで、再販スタート時には四角いライトを採用してアクティブなイメージを打ち出したダイスが加わった。

3列目のシートは2列目の座面下に格納が可能。また、3列7人乗りの他にも、すべてのグレードで2列5人乗りを選ぶことができる。

身体能力の違いや年齢、性別などに関わらず、すべての人が利用しやすいように作られた製品の呼称。シエンタは初代からこのユニバーサルデザインの考え方を取り入れていて、一つのレバーですべての操作を行える2列目シートなどを採用した。
ダイハツが5代目ミラをベースに1999年3月に発売したモデルで、イギリスのローバー ミニをほうふつさせるクラシカルなデザインを採用して大ヒットしたモデル。イギリスのアルミホイールブランド「ミニライト」のホイールを履いたミニライトスペシャルも設定された。
デザインコンセプトは「シカクマル」。箱型でありながら角に丸みをもたせることで、シンプルで柔らかいイメージを演出している。ボディサイドで存在感のあるスライドドアのレールもこのコンセプトを取り入れることで、バランスのとれたデザインになっている。
「シカクマル」の表現はインテリアにも。エアコンルーバーやドリンクホルダーを角のとれた形にして、落ち着いたイメージにしている。ちなみに先代のコンセプトは「アクティブ&ファン」。内外装で躍動感を表現することでスポーティさを演出していた。
シフト横のポケットやドリンクホルダーなど前席に設置した収納は、内部が淡いチョコレートカラーになっている。これはインテリアのアクセントになると同時に、運転中もひと目でどこに収納があるかがわかるようにしたユニバーサルデザインの発想。

後ろの席になるほど着座位置が高くなる構造をシアターレイアウトという。どの席でも前方視界が良いのでフル乗車時も開放感がある。最近では多くのモデルがこのパッケージを採用している。シエンタはサイドガラスを立てたデザインにしてさらに開放感を高めている。

2019年に発表されたコンパクトカー向けのプラットフォームで、剛性の高さと重心の低さが特徴。ホイールベースやトレッド幅を変更することができるので、コンパクトカーのヤリス、SUVのヤリスクロスなど様々な車種で使われている。

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