スバル インプレッサSTI【東京モーターショー2007】
2007/10/24

[スペック]
・全長×全幅×全高:4415×1795×1475mm ・トランスミッション:6MT ・駆動方式:4WD ・エンジン種類:水平対向4DOHCターボ ・総排気量:1994cc
・全長×全幅×全高:4415×1795×1475mm ・トランスミッション:6MT ・駆動方式:4WD ・エンジン種類:水平対向4DOHCターボ ・総排気量:1994cc
5ドア化はSTIの戦闘力をより高めるためだった
今週末に迫ったラリージャパンを前に、待望のインプレッサWRX STIのコンセプトモデルがデビュー。3代目インプレッサの登場から遅れること4カ月。コンセプトとはいえ、ついに走りの頂点を極める次期STIがその姿を現した。ベースとなるインプレッサの持つしなやかな乗り味はそのままに、走りのポテンシャルを最大限高めたロードスポーツモデルが目指された。開発のキーワードは3つ。走りの性能や扱いやすさ、環境性能など全方位で向上が図られた「パフォーマンス」。走りの質感やデザイン、品質にこだわり所有する喜びを感じさせる「プレステージ性」。そしてこの2つの価値を高いレベルで融合させることで生まれる新しいAWD「スポーツ」だ。
そもそも新型インプレッサが今までの4ドアから5ドアに大きく変貌を遂げたのは、このSTIをより戦闘力の高いモデルに仕立てることにあったようだ。5ドアを採用した背景にはさまざまなメリットがあり、リアのオーバーハングを短縮することで、ヨー慣性モーメントを低減。高い操安性を実現したほか、スバルが培ってきたワゴンづくりのノウハウを生かし、堅牢な高剛性ボディの構築も実現できる。さらには空力特性も大幅にアップするなど、スバルが考えるロードスポーツモデルの理想により近づけるという。
市販時の最高出力は300馬力超か?
搭載されるユニットはスバルの伝統、水平対向4気筒ターボエンジン+6MT。今や名機と謳われるEJ20は、圧倒的なパフォーマンスを披露。馬力自主規制がなくなった今、最高出力は300馬力以上と予想される。その一方で、環境性能の向上も見逃せない。三元触媒や2次エアシステム、TGVの採用で、平成17年基準排出ガス50%低減レベルを達成。さらには燃費性能もアップしている。スバルの十八番とも言える4WDは、シンメトリカルAWDを搭載。さらにマルチモード制御を追加したDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)やVDC(ヴィークルダイナミクスコントロール)を採用し、あらゆるシーンで高い安定感と意のままに操れる楽しみが味わえる。おそらくほぼこのスタイル&スペックで間もなく登場するはずだ。

↑迫力の4本出しマフラーがそのパフォーマンスを予想させる。またポリッシュ加工も施され、上質感と機能美も追求している

↑「Intelligent」「Sport」「Sprt Sharp」の3つのモードを任意で選べるSI-DRIVEが搭載され、状況に応じた走りが堪能できる

↑吸排気バルブの開閉タイミングを連続的に制御するデュアルAVCSが採用され、低中速域のトルク向上と高回転域での伸びを実現

↑足回りはフロントが倒立ストラット、リアがダブルウィッシュボーン。ホイールは18インチ、タイヤは245/40R18が装着される

↑来年早々にはホモロゲを取得し、WRCでその姿が見られる日も近いだろう。ランエボとのバトルが楽しみだ
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スバル インプレッサSTI【東京モーターショー2007】/旬ネタ
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