シゲキたっぷりな“役付き”ポルシェの買い方【カーセンサーEDGE4月号】
カテゴリー: カーライフ
タグ: ポルシェ / 911 / EDGEが効いている
2020/02/27

「乗らずに死ねるか」SPECIAL PORSCHE!!!
世界中の車好きにとって憧れの存在がポルシェである。911はもちろん、ボクスター&ケイマンといったスポーツカーシリーズならなおさら。
そのまた“役付き”といわれる、特別なオーラを放つ公道最高峰の「ターボS」を筆頭に、トラックを極めたレース直系「GT3 RS」といったトンガリモデル、さらに超高性能な限定車(918やカレラGT)ともなれば垂ぜんの的だ。
しかし、我々はなぜそこまでスペシャルポルシェに惚れ込めてしまうのか?
そこにはポルシェブランドの伝統と研さんが“役付き”モデルになればなるほど、凝縮されて詰め込まれているからだ。つまり、ポルシェ血中濃度が濃いということ。
半世紀にわたってアイデンティティを変えずに進化を続けてきたデザインからトラックをひたすら速く走ることだけを突き詰められたパフォーマンス、そして往年のネーミングにいたるまで、スペシャルポルシェには愛好家をくすぐるギミックにあふれている。
そう、ポルシェ好きにとっての究極の存在こそ、スポーツモデルの“役付き”。まさに乗らずに死ねるか! なのである。
というわけで今号のカーセンサーEDGE最新号(2月27日発売)では、そんなポルシェの“役付き”モデルにフォーカス。国内中古市場では憧れと稀少性が相まって、いまだ多くが高値取引されている“役付き”の歴史から選び方、買い方までを大特集。
一度知ったらやめられないシゲキ!
ポルシェ 911 GT3 RS ヴァイザッハ・パッケージ

表紙を飾るのは、911 GT3 RS (タイプ991)。すべてのポルシェ車の生まれ故郷であり、開発拠点の名をネーミングした、その名もヴァイザッハ・パッケージである。究極のサーキットパフォーマーであるGT3 RSをベースにさらなる軽量&武装化。
心臓部には9000rpmまで回る4L自然吸気フラット6を搭載。リア駆動で最高出力520psを叩き出し、サーキットを踊り狂う。新車価格はなんと2957万7000円。しかし、ポルシェの神髄とたゆまぬ研さんがこの価格で手に入ることを考えればむしろ安すぎるのかもしれない。
ドアを開き、そのタイトなスポーツシートに身体を沈めると、盛り上がったフェンダーが視界に入る。911と同じ車窓だが、そこには特徴的なルーバーが追加され、センターミラー越しにはロールケージが張り巡らされていることに気づく。
さらにコックピットにはセンターライン入りステアリングホイール、9000rpmのレッドゾーンを刻むタコメーターや350㎞/hフルスケールのスピードメーターが鎮座する。
いざエンジンに火をつけると……。背中から響く圧倒的なメカニカルノイズと大音量の咆哮がドライバーをけん制。この刺激を知ったら最後、高揚せずにはいられない!

カーセンサーEDGE 4月号
“役付き”ポルシェの買い方

カーセンサーEDGE(4月号)の購入はこちら
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
初めてのポルシェ 911はコレを! モダンクラシックな「996型」と「997型」の魅力と現状と真実を専門店に聞いてきた
ポルシェ カイエン(3代目)の中古車平均価格が遂に1000万円を切った! 1年で約90万円ダウンしている今が狙い目!? オススメの買い方・選び方は?
2157psの新開発V12クアッドターボエンジンを搭載! イタリアン・スーパーカーの聖地で誕生した新プロジェクトの行方は?【スーパーカーにまつわる不思議を考える】
【試乗】新型 ポルシェ マカン|BEVでもエンジン車と変わらぬポルシェらしい自然なドライブフィールが味わえる!!
【試乗】新型 アウディ Q6 e-tron|快適な乗り心地と扱いやすさで幅広い層にアピールする最新BEV!
【試乗】新型 ランドローバー ディフェンダー オクタ|オフロードでもオンロードでも “究極のパフォーマンス”を発揮する635psのラリーベースモデル
【試乗】新型 メルセデスAMG GT63 S Eパフォーマンス 4ドアクーペ|AMG謹製V8エンジンを感じさせてくれるパフォーマンス志向のPHEVモデル
【試乗】新型 フィアット 600ハイブリッド|ドライバーをとりこにするハンドリング、これぞイタリアンコンパクト!
~スポーツカーの究極の系譜~ 911は 役付きか? カレラか?【カーセンサーEDGE 2025年8月号】
マセラティのCEOがフェラーリへの納車を“わざわざ”SNSにポストした意味とは?【スーパーカーにまつわる不思議を考える】