モータースポーツデビューを全力応援! レーシングシミュレーターからサーキット実走、これで叶います! 次回はアナタも挑戦してみる!?(カーセンサーモータースポーツ部)
2024/11/22


モータースポーツ応援隊の中村さん、11月1日~3日で、レーシングシミュレーターからのレースビューを応援する企画の集大成となるレースが富士スピードウェイで開催されます。よかったら見に来ませんか?

おもしろそう! ぜひ取材させてください!
ということで、細かいことは現地でお伺いするとして、行ってきました、富士スピードウェイ!先日私もデビューさせていただいたサーキット走行の事前広場トレーニングで訪れたぶり。やはり富士の絶景と広大な敷地に鳴り響くスキール音を聞くと胸が高鳴ります。
▲富士スピードウェイ内にある、HC GALLERYさんのガレージにまずはお邪魔します。
来てしまいました!
ひとまずこちらのイベントのことを詳しく教えていただけますか?

今回初めての試みなのですが、レーシングシミュレーターでタイムアタックで競った上位16名をオートサロンへご招待し、オートサロンに会場を用意してバーチャルレースを開催しました。そして、優勝者1名がレース参戦権を手に入れられるという仕組み。見事優勝を勝ち取った竹野選手が、今日・明日練習走行し、あさって本番として、JAFの公式戦デビューをいたします!

ほほう、シミュレーターから実走へ、ということですね。
実際の走行となると、それこそ車を用意するなど準備も大変そうですが……

そこは我々HC GALLERYが全面バックアップし、今回も86車両をばっちりメンテナンス&仕上げをしていますので、ばりばりこれで走ってもらいます! 今回は初めてというのもあってオートマでご用意しております。

なんと! 心強い!
▲使用する車両は、HC GALLERYの所有するJP-3Sクラスに該当するZN6型のトヨタ86。86のレースに出場するには珍しいオートマの車両で、スポーツ走行用に開発。FCR-86BRZ/富士86BRZチャレンジカップにおいて、優勝を含む複数回の表彰台を獲得している。
どうしてそこまで全面バックアップをしてくれるのですか?

車好きを増やしたいんですよね。
車好きが発展するとモータースポーツに繋がるなと思っていて。
ただ、モータースポーツって難度が高いし、何から始めたらいいかわからないじゃないですか。草野球みたいなものがないし、ハードルがあるんですよね。そこでHC GALLERYが踏み台になってモータースポーツの裾野を広げる一助になればと思っています!

背景にはこんな素敵な思いが。
ちなみに次回の募集もあるのでしょうか?

はい、予選は2024年12月23日までです!
ぜひご興味ある方はチャレンジください。
ちなみに次回は上位2名がデビュー、チャンスは2倍です!
ここで耳よりな情報をゲット。
チャレンジしてみたいというそこのアナタ、ぜひ以下から詳細をご確認ください。
ではさっそく今回レース参戦権を見事獲得された、竹野選手にもお話を聞いてみましょう。
▲練習走行前の竹野選手。黒のレーシングスーツがとてもお似合いです!
走行デビューおめでとうございます! 今の心境はいかがですか?

普段シミュレーターと、ミニサーキットでドリフトを楽しんでいるのですが、
サーキット実走はまた全然違いますね。楽しいです!
今回、インターネットで予選の情報を見て応募してみたのですが、
まさか自分が優勝するとは!
レースデビューの第一歩を踏み出すきっかけになりました!
そう言って、さっそうと練習走行へ! パドックで走行を拝見しましたが、めちゃくちゃ速い……
▲ドライバーをつとめる竹野選手は2024年1月の東京オートサロンHC GALLERYブースにて実施された「DRiVe-Xオートサロン頂上決戦」にて、予選18位からの逆転優勝を飾った。決勝戦進出の16名を選ぶ予選にて、参加者約300名の中で18位を獲得。決勝戦の辞退が2名発生したため、繰り上げで決勝戦の舞台へ予選最下位から見事勝ち上がったのだそう。
▲予選~本番と3日間にわたって行われるチャレンジカップでは、実車での走行経験を稼ぐとともに、走行データをもとに竹野選手の持っているドライビングに合ったセッティングを、HCさんがレースカーに落とし込んでいくなど、本番に向けて選手とHC GALLERYが一体となって調整をしていくそう、素晴らしいサポート体制!今回もう1名、HC GALLERYの運営するレーシングカーシェアリングの会員であるチームメイトの方にもお話をお伺いしました。
オレンジ色のレーシングス―ツがお似合いの片山選手です。
なんと4年半前からモータースポーツをはじめ、フェラーリ・チャレンジやGTアジア選手権などに参戦経験もあるジェントルマンドライバー。

4年半前にマクラーレンのディーラー走行会に富士スピードウェイで参加し
もっとうまくなりたいと思いインストラクターに教えを乞うようになりました。
広場トレーニングからはじめて操作や感覚をつかみ、スポーツ走行へ。
あれよあれよといろんな機会へのお誘いをいただいて、
フェラーリチャレンジや、昨年はワールドチャレンジにも挑戦しました!

ずばりモータースポーツの魅力は?

年取ってから上手になることがあるんだなあ、と
60歳でもモータースポーツができる! ということを同年代の方々にも伝えたいです。
▲なんと素敵なメッセージをくれた片山選手、スキルアップを目的として、旧86ワンメイクレース規定車両で参加が可能なJP-4Sを選択。予選・本戦ともに安定した走行で、同クラス2位表彰台を獲得されました!気になるレースの結果は?

さて、竹野選手の気になる成績ですが、表彰台で3位に上がったドライバーよりも約1秒速いベストラップを刻む結果に! 予選でのペナルティを受けたため表彰台には上がれなかったものの、竹野選手のポテンシャルは非常に感じられる試合となりました。
今後のご活躍にも注目です。
再掲になりますが、少しでもモータースポーツに興味がある方、普段シュミレーターを楽しんでいるけれど、実際にサーキット走行も実はチャレンジしたい方、「もっともっと、気軽な『モータースポーツ』デビュー」を掲げたこちらのイベントにぜひエントリーを!
予選は2024年12月23日まで!

カーセンサー編集長
中村優理
元「九州じゃらん」編集長。わずか数カ月前までは超ペーパードライバーだったが、先日免許のAT限定解除も果たし、あれよあれよと車の奥深い世界へ。9月にはついにサーキット走行デビュー。車があれば週末旅行がもっと楽しくなる!ということでカーセンサーで初代マイカーを探し中。
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