【衝撃動画】BMWが自動ドリフト運転を実現!? 吉原大二郎選手とのドリフト勝負も公開
2015/03/16

BMWの自動運転がすごすぎる!
BMWはドライビングプレジャーを重んじるブランド。例えば、電気自動車BMW i3は発進加速が凄い。ストップ&ゴーの多い街中では、信号前にて“常勝状態”です。そんなBMWですから、自動運転も単に「できました!」とは言いませんでした。そう、「ドリフトできました!」です。
ちなみに、BMWの自動運転についても少し触れておくと、2015年初のCES(北米最大の家電ショー)で自動バレーシステムを公開しています。ショッピングモールの立体駐車場でi3を乗り捨てると、空きスペースを見つけて勝手に駐車。スマートウォッチを着けたオーナーが買い物から戻ってくると勝手に起動して迎えに来てくれるというものでした。
究極のドリフト挑戦の衝撃的な中身
本題に戻りましょう。実は自動ドリフト運転そのものは2014年の同じくCESで公開されていました。「ライダー(LIDAR)」などと呼ばれる、光を使って対象物との距離を測定するシステムに、ウルトラソニックやカメラ、そしてレーダーを加えて実現したものです。今回はその技術を使って北米「フォーミュラドリフト」でチャンピオンになったこともある吉原大二郎選手に挑んだ動画を公開しています。その名も「The drift challenge. Trailer.」。究極のドリフトバトルといったところでしょうか。
まずは自動運転システム。タッチパネルのファンクションキーに触れてスタート。ドライバーはステアリングから完全に手を離しています。ついにはドヤ顔で腕組み。一定のアングルをキープしながら完璧にドリフト。ほとんど真円のような定常円旋回が永遠に続きそうです。


次にチャンピオン登場。M235iを意のままに操り、リアタイヤから白煙を上げながら美しくも定常円旋回を続けます。時折、小刻みにステアリングに修正舵を与えますが、まったく危なげありません。コンパクトな後輪駆動車であるM235iもイカしています。


このままいくと、いつかは人間より車の方が運転のうまい時代がやってくるかもしれません。しかし、タイトルの「The drift challenge. Trailer.」や説明文の「The ultimate drift challenge」から読み取れるように、今回の挑戦者がどちらかといえば、まだ車のような気がします。なぜなら、吉原大二郎選手が運転するM235iはドライ路面を走っているから。自動運転は水を流したスキッドパッドの上を走っています。タイヤが減るのを嫌ったのか、システムの都合上なのか理由はわかりませんが、スキッドパッドがドリフトに有利なのは事実でしょう。
自動運転か否かは別にしてM235iのドリフトが美しいことは疑いようがありません。そういう意味で勝者はBMWかもしれません。いずれにせよ、まずはこの素晴らしいドリフト動画をご覧になってみてください。


【関連リンク】
- 「The drift challenge. Trailer.」(YouTube)
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
巨匠 ジウジアーロがデザインした中古で買える輸入車を5モデル選んでみた
【試乗】新型 アストンマーティン ヴァンキッシュ|V12を積んだ新たなFRフラッグシップは、リアルスポーツからGTまで劇的に変化する乗り味を得た!
メルセデス・ベンツの電気自動車5選|中古車で超お得!新車価格の半額以下なEV物件もあるが、買いか?オススメな選び方を解説
“SUV疲れ”した人に贈る「代わりに、実用性も備えるスタイリッシュフォルムが新鮮なコレ、どうですか?」5選
【試乗】新型 テスラ モデルY|もはや走りにも文句はなくなり全方位進化でBEV最強の1台へ!
【試乗】新型 アウディ A5|堂々たるサイズの新ネーミング基幹車種、ベーシックモデルも必要十分に実用的!
三菱 デリカD:5の新車価格がアップ……。だったら中古車も見てみませんか? 価格や流通台数、オススメを解説
【試乗】新型 BMWアルピナ B4 GT|Dセグメントセダン最上! 良質なライドフィールを濃密に楽しめる“実用スーパーカー”
令和のデートカー5選|現在のオススメをZ世代が紹介!プレリュード復活予定の2025年に選ばれるのはどのモデル?
新型VW パサートのセダン廃止に絶望した人に贈る「代わりこのプレミアムセダン、どうですか?」5選