トヨタ クラウンマジェスタ(旧型)【購入アドバイス&ライバル車比較編】
2009/06/24
狙い目は前期型グレード!最低限の装備でもプレミアム感は十分
OVERVIEWモデル概要
ドライバーズカーとしての資質も忘れない格調高いデザイン
世代によってはホイールベースがロイヤル系より長く、後席の居住性が高かったこと、ロイヤル系より格調の高いデザインが採用されてきたことなどから、“法人向け”という印象が強い。が、実際のオーナーには中小企業の社長も多く、休日にはオーナー自らがハンドルを握ることもあるため、ドライバーズカーとしての資質も決しておろそかにされていないのだ。GRADE VARIATIONSグレードバリエーション
グレード名 | トランスミッション | ひと言解説 |
---|---|---|
Aタイプ | 6AT | デビュー時より存在する最廉価グレード。電動リアサンシェードやリアオートエアコンなどが省かれている |
Cタイプ | 6AT | デビュー時に登場し、モデル末期まで設定された上級グレード。流通量は最も豊富だ |
CタイプFパッケージ | 6AT | 2006年7月に登場した、Cタイプのパッケージモデル。プレミアムレザー表皮などを装備している |
CタイプiFour | 6AT | Cタイプの4WDモデルで、デビュー時からモデル末期まで存在。流通量はかなり少なく、探すには根気が必要だ |
CタイプiFour Fパッケージ | 6AT | 2006年7月のマイナーチェンジ時に登場。装備内容は、CタイプのFパッケージと同じだ |
BUYER’S GUIDE購入アドバイス
購入時のチェックポイント
前オーナーの運転を想像しながら
細部までしっかり確認
高級車だけあって、販売店に任せてきちんと整備された物件が多いが、ドレスアップが施されたものも中には存在する。外装なら下回り、内装ならフロアマット下やシートの汚れ具合など、細かなところまで確認してみよう。サービスキャンペーンの情報がいくつか発表されているが、対象車の生産期間が広範囲にわたるのはブレーキ回りの不具合。これは2004年3月から2006年11月に生産された車両の一部に見られるもので、最悪、パーツの破損につながるという。対象車の場合は、対策が行われたかを整備手帳で確認しよう。狙い目グレード
デビュー時のモデルでも
ラグジュアリィさに遜色なし!
流通量が多いのは2006年7月までの前期型で、全体の約8割を占める。後期型は花粉除去モード付きエアコンや高精細ワイドディスプレイ搭載のHDDナビといった装備をもつが、これらがなくてもクラウンマジェスタのプレミアム感は十分に味わうことが可能。走行距離が少ない物件が多く、相場も220万~390万円程度なので、前期型に狙いを絞るのがオススメだ。なかでもCタイプは、リアオートエアコンなどの装備が充実していて◎。2004年式や2006年式では特に多く流通しているので、ぜひチェックしたい。RIVAL MODELSライバル中古車徹底研究
クラウンマジェスタのライバル3モデルをピックアップ。現行型シーマ&レジェンド、絶版となったセルシオなどラグジュアリィセダンが揃い踏みだ
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トヨタ クラウンマジェスタ(旧型)【購入アドバイス&ライバル車比較編】/旬ネタ
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