第114回 トヨタ マークXジオ(現行型)【おいしい中古車】
2010/01/29
■セダン、ワゴン、ミニバンに早変わり!
セダンの運転感覚をもったミニバンの代表格といえばホンダのオデッセイですが、トヨタのマークXジオという車をご存じでしょうか? この車、セダンにもワゴンにも、そしてミニバンにもなるという3モードキャビンが大きな特徴なのですが、もう半額以下で売られている中古車もあるのです。マークXジオが登場したのは、2007年9月のこと。よくよく考えると、まだ2年半もたっていないのです。新車保証が残っているような年数で、すでに半額というのだから、それだけでもオトク感がおわかりいただけるでしょう。
↑全体的なフォルムは背の高いワゴンという感じで、ミニバンっぽさはない。フロント/リアともに曲面を多用し、今までにないスタイリングを実現させた(左右)
エンジンは直4の2.4Lと、V6の3.5Lの2種類。ミッションは2.4LモデルがCVT、3.5Lモデルが6ATとなっています。驚くべきはCVT(2.4Lモデル)の燃費で、排気量が2.4Lで車両重量が1600kg近いのに、12.8km/L(10・15モード燃費)も走るんです。3.5Lモデルの6ATも10.2km/Lなので、排気量や車重を考えると、かなり財布に優しい車といえます。最大の特徴ともいえる3モードキャビンですが、これは「4+Free(フォー・プラス・フリー)」というコンセプトのもと誕生しました。単にシートアレンジという枠を超えて、本当にセダンやワゴン、ミニバンのような雰囲気になる本格派です。
そして安全性もハイレベル。横滑り防止装置のS-VSCやサイド&カーテンシールドエアバッグ、アクティブヘッドレストなどが全車に標準装備されています。インテリアは大人のムード満点で、チープ感は皆無。天井大型イルミネーションをはじめ、室内各所に照明を配し、大人の空間を演出しています。
↑シックな雰囲気漂うインテリアは、高級感もハイレベル(左) 真ん中の写真がミニバンモードで、右がワゴンモード。3列目は大人でも狭さは感じない(左右)
■半額以下なのに走行距離は3000km!
さて、そんなマークXジオですが、デビュー当初は注目度も高かったものの、最近は不調気味。おかげで中古車はかなり安く購入することができます。最も安い物件は、139万円の240G。修復歴はありますが、走行距離はたったの3000km。慣らしがやっと終わったかどうかという物件です。当時の新車価格が286万円なので、半額以下です。「でも、修復歴車はちょっと…」という方にも、156.8万円で走行2.3万km (修復歴なし)といった物件もあります。シチュエーションに応じて、セダン、ワゴン、ミニバンと多様な使い方をしたいとお考えのみなさん。登場から2年半未満で半額のマークXジオ、かなり狙い目ですよ。
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
第114回 トヨタ マークXジオ(現行型)【おいしい中古車】/旬ネタ
あわせて読みたい
【悲報】日産 GT-R(R35型)が生産終了……今こそ中古車状況をチェック&賢い狙い方を考察!
BMWのMとは違う“絶妙”な味を堪能できるオススメの「BMWアルピナ」モデル5選【2025年最新版】
Cクラスはもはや大きすぎる……ならお得に買えるCLAクラスかAクラスセダンはどう? モデル比較、オススメの狙い方を解説
Aクラスセダンの販売終了アナウンスに絶望したあなたに贈る「代わりにこのイケてるセダン、どうですか」5選
えっ、現行型ジムニーが100万円台前半から買える? 流通台数も4000台を突破した中古車状況、オススメの選び方を解説!
【試乗】新型 ランボルギーニ ウルスSE|普段使いはほぼモーター! スーパーカーの速さを備える800psのスーパーSUVはハンドリングも燃費も上々
憧れのベンツデビューなら、Eクラスワゴンを狙うべし! 中古車平均価格が1年で130万円下落中のプレミアムワゴン、オススメの選び方は?
人と被らない輸入SUVが欲しい!それならおしゃれなイタリアンSUV アルファロメオ ステルヴィオはいかが?
ポルシェ タイカンの中古車価格が半年で約180万円もダウン! ハイパフォーマンスEV、今オススメの狙い方は?
ついに憧れのレクサス LXが買いやすくなってきた! 1年間で140万円近く下落した高級SUV、中古車状況やオススメの狙い方を解説!