第128回 ダイハツ クー(現行型) 【おいしい中古車】
2010/05/14
■使い勝手を重視したおいしいコンパクト
トヨタのマークII、チェイサー、クレスタのように、車には兄弟車と呼ばれるモデルがあります。見た目や新車価格は近くても、中古車になれば人気によって相場はバラバラ。今回は、その仕組みによって今とてもおいしい、ダイハツ クーをご紹介します。クーはトヨタ bBの兄弟に当たり、bBの登場から遅れること約半年、2006年の5月に登場しました。男性的な顔つきのbBに対し、クーは比較的おだやか。それもそのはず、bBは若者がターゲットでしたが、クーは主婦やファミリー層をターゲットにしているんです。
↑パっと見はbBに似ているものの、よく見るとやはり別物。シャープなラインを強調したbBに対し、bBはシャープながらも若干丸みを帯びた印象だ(左右)
インテリアも趣が異なり、bBが9スピーカーオーディオシステムや音に連動するイルミネーションなど、音楽を楽しむ空間がウリだったのに対し、クーはゆとりや使い勝手を重視した作りとなっています。エンジンは、直4の1.3Lと1.5L。ミッションは全車4ATで、10・15モード燃費は1.3Lが16.4km/L、1.5Lが16km/L(どちらも2WDモデル)となっています。
驚くべきは後席のレッグスペースの広さで、全長4m未満の車とは思えないほど快適です。これはリアシートのスライド機構が240mm(4WD車は220mm)もあるからで、大柄な成人男性でもゆったりと過ごすことができます。
その他、オートエアコンには花粉除去モードを採用したり、除塵効果の高いクリーンエアフィルターを全車に装備するなど、車内環境にも重点が置かれています。
↑インパネはブラックで統一され、シックなイメージ(左) シートアレンジが豊富で、フルフラットも可能(中) リアシートを畳めば広大なラゲージルームに変身(右)
■bBに比べると圧倒的に安い!
このように、見た目は似ているけれど、方向性はまったく異なるbB&クー兄弟。bBの相場はまだまだといった感じですが、クーはとてもおいしいんです。下のように新車価格の近いグレードで、似たような中古車スペックの2台を比較すると、●クー(1.3CL):2008年式+走行0.3万km+修復歴なし=69.3万円(新車価格144.9万円)
●bB(1.3S):2009年式+走行0.3万km+修復歴なし=110万円(新車価格137万円)
車両価格だけ見ても、クーの69.3万円に対し、bBは110万円と圧倒的にクーのほうが安いんです。bBの年式が1年新しいという点は考慮する必要がありますが、新車価格はクーのほうが若干高いんです。それでいてこの差ですからね。
値落ち額を見ても、クーは75.6万円。bBはたったの27万円しか落ちていません。これは人気だけでなく知名度も大きく関係あるでしょうが、この関係を知ると、クーがとてもおいしい中古車に思えてきませんか?
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
第128回 ダイハツ クー(現行型) 【おいしい中古車】/旬ネタ
あわせて読みたい
【徹底考察】ランドクルーザーFJとジムニーノマド、どっちがいいの? 両モデルの特徴や違い、買うべき人を本気で考えてみた!
リフトアップされた“武闘派”のランクル80は、幼少期から刷り込まれた父との思い出の結晶
カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤーで3位のパジェロミニ(2代目)! 現役オーナーがガチのオススメをご紹介!
日々のアシは安くていい! という人に贈る、“コミコミ30万円”で買える軽自動車3選
【悲報】スイフトスポーツがついに生産終了! 今からでも間に合う中古車での賢い狙い方
【爆増】ランクル250の流通台数が1000台突破! 価格も検討しやすくなってきた最新型ランドクルーザーの中古車状況、オススメの狙い方を解説
コミコミ50万円で手に入る! 日常使いに大活躍のスライドドア付き軽自動車 3選
「N-BOXしか知らない」はもう卒業! 個性も使いやすさも手に入るスライドドア付きの“新しめ”な軽5選
新車だと800万円超えのラングラーが300万円から狙えるが買いなのか? ジープ伝統のSUVのモデル概要、オススメの狙い方解説!
あの時買っときゃ良かった……のモデルを振り返り“後悔を楽しむ”「バブルが生んだ国産オープンモデル」編














