ダイハツ エッセ【オススメ銘柄】
2011/07/21

今週の注目銘柄:ダイハツ エッセ
■軽自動車の原点に立ち返ったベーシックモデル
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軽自動車の魅力は? と聞かれて、最初に挙げるのはまずコストの安さだろう。しかし最近の軽自動車には装備の充実などによって登録車と変わらないほどの高額車も増えてきた。そこで今一度、軽自動車の原点に立ち返ろうということで2005年12月に登場したのがダイハツエッセだ。
発売当初、最も安いグレードが69万円からと圧倒的なコストパフォーマンスで話題となった。シンプルかつ、カジュアルなデザインの内外装は誰にでもマッチする無印良品のようなテイスト。背の低いボディも目新しさを感じる。エンジンは直3の1種類でグレードによって5MT/3AT/4ATのいずれかが組み合わされる。駆動方式はFFが中心で4WDも用意している。 |

■流通台数は微減だが、相場は安定傾向

グラフの分析結果は
価格 |
3カ月前の時点で平均価格は65万円付近だった。 小幅な上げ下げを繰り返しながら現在は66万円とほぼ横這いといえる状況 |
台数 | ピーク時のゴールデンウィーク前には580台を超えていたが、その後増減を繰り返し550台と微減 |
距離 | 6月中旬までは緩やかに延びていたが、その後は一気に4000kmも延び、現在の平均走行距離は2.3万km |
2005年12月に登場したエッセ。2006年9月の一部改良では660Dのインパネをツートーンに。続く12月にはエンジンマウント方式を改良し、静粛性の向上を図るとともに660Lに5MT車、さらにエアロパーツを装着したカスタムを追加。
2009年4月には装備の見直しとグレード整理を行い660Lを廃止。続く9月にはエコカー減税対象グレードの拡大。2010年4月には660Dの装備充実を図っている。流通台数は560台でそのうち60%が2009年4月までの前期型。相場は30万~110万円と現行モデルながら割安感は高い。
2009年4月には装備の見直しとグレード整理を行い660Lを廃止。続く9月にはエコカー減税対象グレードの拡大。2010年4月には660Dの装備充実を図っている。流通台数は560台でそのうち60%が2009年4月までの前期型。相場は30万~110万円と現行モデルながら割安感は高い。

■4AT搭載で低燃費が魅力の660X
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新車時価格70万円スタートのエッセ。流通しているグレードを見てみると全年式を通じて設定されている標準グレードの660Dが最多で、上級グレードの660X、2009年4月まで設定されていた660Lの順。しかし最多グレードの660Dは他の低価格軽自動車と動きを同じにして現在値上がり中。その上お得感がイマイチ。一方660Xと660Lは共に値落ちしており、迷うところであるが、ここは上級グレードの660Xをオススメしたい。
660Xはエッセ唯一の4AT車で10・15モード燃費は19.4km/L(2010年3月までは22km/L)と高レベル。しかも快適なオートエアコンやポップなツートーンのハーモニーインテリアを採用。さらに660Lとの価格差も初期モデルならば10万円あったものが縮まっている。ミッションの違いは燃費はもちろん、走りや静粛性に差が出るポイントだ。
660Xはエッセ唯一の4AT車で10・15モード燃費は19.4km/L(2010年3月までは22km/L)と高レベル。しかも快適なオートエアコンやポップなツートーンのハーモニーインテリアを採用。さらに660Lとの価格差も初期モデルならば10万円あったものが縮まっている。ミッションの違いは燃費はもちろん、走りや静粛性に差が出るポイントだ。
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