スバル WRX-STI【スクープ!】
2013/03/14

スバルが元気だ。新興国での販売が好調なことに加え、最重要市場としていたアメリカ市場で狙い通りの成果を得た事も大きい。2011年度から2015年度までの経営計画「モーションV(ファイブ)」がスケジュール通りに進んでいるといえる
次期WRX-STIは、ワゴンがベース!?
ダウンサイジングユニットを採用するも、パフォーマンスは堅持
経営計画「モーションV」では今後の新規車種の投入計画も明らかにされている。2011年のインプレッサXV、2012年のBRZは予定通りに投入された。スケジュールとしては、2014年中に新コンセプトのモデルがデビューする予定だ。実は、これこそがスバルのフラッグシップを担う次期WRX-STIだという。
WRX-STIといえば、インプレッサのハイパフォーマンスバージョンというイメージだが、次期型はインプレッサではなく、インプレッサ派生ワゴンをベースに開発されているようだ。
ただし、ワゴンとはいってもショートワゴンに近く、ちょうどインプレッサ5ドアの前身であったスポーツワゴンに近いコンセプト&ルックスとなるだろう。2011年の東京モーターショーで公開されたコンセプトカー「アドバンスドツアラー」が新型ワゴンの予告編だったといえば、イメージがつかみやすいだろうか。
なぜ次期WRX-STIはワゴンベースとなるのか。その答えは欧州市場にある。ヨーロッパでは現在、コンパクトワゴンが売れ筋のトレンドとして急浮上している。フォルクスワーゲン ゴルフヴァリアントやプジョー 308SW、フォード フォーカスワゴンはもちろん、日本勢もホンダ シビックやトヨタ オーリスにワゴンを追加し販売台数を増やそうとしている。スバルもこのカテゴリーを放っておきはしない。WRX-STIをワゴン化し目玉とするようだ。
パワートレインは、トレンドにのっとり1.6Lにまでダウンサイジング。ただし、車名に恥じないパフォーマンスはキープされる。もちろん直噴化とターボチャージャーにより、燃費性能も追求される。組み合わされるトランスミッションは独自のチェーン式CVTとなるだろう。今後、どんな車を出してくるのか。スバルの今後が楽しみだ。
※2013年3月14日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
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