限定15台!アストンマーティン DB9 Mansory Cyrus Editonは2880万円でもバーゲンプライス?
2015/06/10

ベース車両よりも高額な内外装のカスタマイズ
原稿執筆時点でカーセンサーnetに1台のみ掲載されている希少車をご紹介します。今回、2015年6月9日に発見したのは「アストンマーティン DB9 Mansory Cyrus Edition」です。世界の超高級車のカスタマイズを手掛ける、ドイツのマンソリーのフルコンプリートカーで、ベースはその名のとおりアストンマーティン DB9です。
誤解を恐れずに言うと、マンソリーは「パワー」よりも「個性」を重んじたカスタマイズで有名です。もっと踏み込んで言うと、カーボンを多用したカスタマイズで、これ自体がマンソリーの個性でもあります。
マンソリーがベース車とするモデルはいわゆるハイパフォーマンスカーですが、メカニカルな部分をさほどいじらず、内外装にお金をたっぷりかけるというカスタマイズ手法を取っています。
アストンマーティン DB9 Mansory Cyrus Editionは、2009年のフランクフルトモーターショーでお目見えしました。カーボンのボディパネル、インテリアなどフルキットの価格は38万ユーロ(約5000万円)で、車両本体価格よりも高いほどでした……。


価格を聞くと「誰が買うんだ?」と思うかもしれませんが、世界には車の“差別化”を求めてやまない大富豪たちがウヨウヨいらっしゃるものです。日本にもそんな“凄い”新車ユーザーがいらっしゃったのでしょう。そう考えると、日本のエンスー(自動車ファン)もまだまだ元気です。
さて、 DB9 Mansory Cyrus Editionはスポーツエキゾースト、スポーツキャタライザーなどの装着により最高出力が28ps向上。マンソリーの公表よれば、0→100km/h加速は4.8秒、最高速度は310km/hとなっています。

当該中古車の車両価格は2880万円ですから、相当なお金持ちでもなければ縁遠い存在ではあります。しかし、ベース車両の価値、そしてマンソリーのフルキットが38万ユーロであったことを鑑みれば「バーゲンプライス」とも言えます(笑)。
走行距離はわずか2000kmですし、写真を見る限り、とてもじゃありませんが5年落ちとは思えません。カーボンエクステリアの迫力は今見ても斬新ですし、インテリアのキルティング加工やカーボンのあつらえなどはまさに「贅の極み」。ただただ「凄い」という言葉を連発してしまう作りです。ぜひ物件詳細の写真を、ご覧になってください。一見の価値がありますよ。
■本体価格(税込):2880.0万円 ■支払総額(税込):---
■走行距離:0.2万km ■年式:2010(H22)
■車検:2016(H28)年1月 ■整備:無 ■保証:無
■地域:埼玉
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
ポルシェ カイエン(3代目)の中古車平均価格が遂に1000万円を切った! 1年で約90万円ダウンしている今が狙い目!? オススメの買い方・選び方は?
こんな素敵なプレミアムクーペが200万円台!? ベンツのEクラスクーペがお得になっているので買いなのか真剣に考えた
現行型レクサス LSが300万円台!?「果たしてコレは狙い目なのか……?」プレミアム最上級セダンのオススメの買い方を徹底解説!
先代GLCクーペなら200万円台後半から狙える! メルセデス・ベンツの人気クーペSUV、新型との違いや中古車価格、オススメな選び方を解説!
メルセデス・ベンツ Aクラスセダンの平均価格が半年で40万円も下落! 総額200万円から狙えるプレミアムセダンは買いか?
現行型メルセデス・ベンツ GLCの中古車平均価格が約1年で90万円ダウン! 人気輸入SUV、今オススメの買い方・選び方は?
ゲレンデ狙いの“成功を手に入れた芸能人”へ贈る「代わりこの輸入SUVどうですか?」5選
【試乗】新型 ベントレー コンチネンタルGTC スピード|俊敏なハンドリング? 安定クルージング? 二重車格をもつモデル!
【試乗】新型 メルセデス・ベンツ Gクラス G450d|マイナーチェンジで生まれ変わった、プレミアムクロスカントリー
令和のデートカー5選|プレリュード復活予定の2025年、「昭和を知る各位」にオススメしたい1台は?