第16回 マツダ アクセラスポーツ マツダスピード 【見つけたら即買い!?】
2008/04/09
■究極のZoom-Zoomを追求したホットハッチ
『ホットハッチ』と言えば、軽量なボディと操る楽しみで爽快な運転が味わえるハッチバック、というイメージが一般的には強いかと思いますが、今回“即買い”するマツダスピードアクセラは、VWゴルフGTIやR32、アルファロメオ147GTAなどに迫る高性能のホットハッチです。何をもって高性能というか。一つにはエンジンパワーが挙げられます。マツダスピードアクセラは、マツダスピードアテンザに搭載されているMZR 2.3LのDISIターボエンジンを搭載しています。そのスペックは、264ps/38.7kg-mにも及ぶハイスペック。これほどの高出力エンジンをボンネットに納めたホットハッチは、国産車ではほとんど例がないと思います。


そしてもう一つがハイパワーエンジンを受け止めるシャーシ&サスペンションです。駆動系をチューニングするのはこの手の車の常套手段と言い切ってしまえばそれまでですが、各所を補強した高剛性ボディに強化スプリングやスタビライザーを採用することで、アクセラスポーツ比でロール剛性が約60%高められています。ただ単純に剛性を高めたシャーシと高性能のサスペンションを組み込んだとは言えません。
また、その乗り味も、単純なハイパフォーマンスモデルにとどまっていません。FF車では駆動(エンジンのパワーを受け進める)と操舵(クルマの方向を変える)のタイヤが同じため、アクセルを急激に踏み込むことによりハンドルが取られるような、いわゆる“トルクステア”が発生しやすい傾向にあります。264psものハイパワーともなれば、その症状は顕著に現れるはず・・・。
なんですが、このマツダスピードアクセラは、ステアリングの舵角と連携するスロットル制御や左右剛性のバランスを最適化したドライブシャフトを採用することで、264ps/38.7kg-mというハイパワーからは想像することができない、素直な加速感を生み出しています。


ベースのアクセラスポーツ(23S)からわずか18万円アップの241万円という価格で、この性能を享受できることも大きな魅力でしょう。ハイパフォーマンスをイメージさせるエアロパーツにセミバケットシートやアルミペダル、本革巻きステアリング&シフトノブなど専用装備も数多く奢られています。
価格的にも性能的にも見所満点のマツダスピードアクセラ。
気になる人は下の検索窓に『マツダスピード アクセラ』と入れて探してみてください。
<カーセンサーnet編集部・フクダ>
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第16回 マツダ アクセラスポーツ マツダスピード 【見つけたら即買い!?】/旬ネタ
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