BMW120iカブリオレ 【ちょい乗り試乗】
2008/04/23
BMW120iカブリオレの試乗会へ行ってきました。
最近ではこの手の小ぶりなサイズの4シーターオープンって、かなり貴重です。
例えば同じBMWの3シリーズカブリオレになると全長4590mmx全幅1780mmx全高1385mm。
一方、120iカブリオレは全長4370mmx全幅1750mmx全高1410mm。220mmも短い。
価格は434万円。1シリーズ以前は3シリーズがBMWのエントリーモデルだったわけですが、今や335iカブリオレの価格は788万円!ですからね。
このサイズでは他にプジョー307CCがあります。サイズが4380mmx1760mmx 1435mm、エンジンも同じ2Lということもあり、ガチンコです。
ちなみにこのサイズ、旧々型3シリーズカブリオレの4435mmx1710mmx1350mmよりもまだ短い。また価格も325iの620万円(1993年当時)より安いです。
さて、サイズのことを言うと後席がどうなのかという心配がありますが、結論から言うと、十分座れます。下の写真のように、膝元には余裕があります。背もたれがかなり立っているので、長時間はわかりませんが、135iクーペと同様、この120iカブリオレも乗り心地がいいです。決してやわらかくないんですが、ゴムのシートを道路に敷き詰めてその上を走るような感覚。それは前席でも後席でも変わりません。
ラゲージは、カブリオレの状態にして走ると幌(335iカブリオレのハードルーフと違い、こちらは幌です)を格納するため天地方向に余裕がなくなり、ミニマムになります(下の写真)。カメラマンの機材でほぼいっぱいになってしまいましたが、4人で1泊2日程度の荷物なら十分積めます。
エンジンは2L直4DOHC。
BMWの最新可変バルブ機構であるダブルVANOSを搭載し、最高出力115kW(156ps)&最大トルク200N・m(20.4kg-m)を発揮します。これに6速ATが組み合わされますが、パドルシフトはなく、マニュアルモードで楽しむにはシフトレバーで操作する必要があります。大人3人+重たいカメラ機材=ほぼ大人4人状態で走ってみましたが、試乗会場である葉山マリーナの裏手にある山をぐいぐいと上るなど、まったく不満がありません。またハンドリングは、おそらくカブリオレという性格上、135iクーペほど敏感なものではないように感じられました。
とはいえ、乗ればBMW!という気持ちよさをもっているところはさすがです。
幌は約22秒で開閉します。車速が約40km/hまでなら開けることが可能で、それが約50km/hまで作動し続けます。外からリモコンキーで開けることもできます。
また、試乗車には装備されていませんでしたが、オプションのiDriveナビゲーションパッケージを選ぶと、エアコンが環境の変化に対応して温度や風量を自動で調整します。
安全面では、Aピラーの付け根が補強されて、横転時にはロールオーバー・バーとして機能。またリアシートのヘッドレストは、万一の際にはロールオーバー・バーが飛び出る機能が内蔵されています。
前述のように、3シリーズカブリオレがどんどん大きくなっています(価格も上がっています)。
確かに安全面を考えるとしょうがないですが、手頃なサイズでオープンエアを楽しめる車が、もっともっとあるといいですね。
ヨーロッパではアウディがA3のカブリオレを発売しており、120iカブリオレとまさにガチンコです。が、残念ながらA3カブリオレは今のところ日本導入の予定はないそうです。
最近ではこの手の小ぶりなサイズの4シーターオープンって、かなり貴重です。
例えば同じBMWの3シリーズカブリオレになると全長4590mmx全幅1780mmx全高1385mm。
一方、120iカブリオレは全長4370mmx全幅1750mmx全高1410mm。220mmも短い。
価格は434万円。1シリーズ以前は3シリーズがBMWのエントリーモデルだったわけですが、今や335iカブリオレの価格は788万円!ですからね。
このサイズでは他にプジョー307CCがあります。サイズが4380mmx1760mmx 1435mm、エンジンも同じ2Lということもあり、ガチンコです。
ちなみにこのサイズ、旧々型3シリーズカブリオレの4435mmx1710mmx1350mmよりもまだ短い。また価格も325iの620万円(1993年当時)より安いです。
さて、サイズのことを言うと後席がどうなのかという心配がありますが、結論から言うと、十分座れます。下の写真のように、膝元には余裕があります。背もたれがかなり立っているので、長時間はわかりませんが、135iクーペと同様、この120iカブリオレも乗り心地がいいです。決してやわらかくないんですが、ゴムのシートを道路に敷き詰めてその上を走るような感覚。それは前席でも後席でも変わりません。
ラゲージは、カブリオレの状態にして走ると幌(335iカブリオレのハードルーフと違い、こちらは幌です)を格納するため天地方向に余裕がなくなり、ミニマムになります(下の写真)。カメラマンの機材でほぼいっぱいになってしまいましたが、4人で1泊2日程度の荷物なら十分積めます。
エンジンは2L直4DOHC。
BMWの最新可変バルブ機構であるダブルVANOSを搭載し、最高出力115kW(156ps)&最大トルク200N・m(20.4kg-m)を発揮します。これに6速ATが組み合わされますが、パドルシフトはなく、マニュアルモードで楽しむにはシフトレバーで操作する必要があります。大人3人+重たいカメラ機材=ほぼ大人4人状態で走ってみましたが、試乗会場である葉山マリーナの裏手にある山をぐいぐいと上るなど、まったく不満がありません。またハンドリングは、おそらくカブリオレという性格上、135iクーペほど敏感なものではないように感じられました。
とはいえ、乗ればBMW!という気持ちよさをもっているところはさすがです。
幌は約22秒で開閉します。車速が約40km/hまでなら開けることが可能で、それが約50km/hまで作動し続けます。外からリモコンキーで開けることもできます。
また、試乗車には装備されていませんでしたが、オプションのiDriveナビゲーションパッケージを選ぶと、エアコンが環境の変化に対応して温度や風量を自動で調整します。
安全面では、Aピラーの付け根が補強されて、横転時にはロールオーバー・バーとして機能。またリアシートのヘッドレストは、万一の際にはロールオーバー・バーが飛び出る機能が内蔵されています。
前述のように、3シリーズカブリオレがどんどん大きくなっています(価格も上がっています)。
確かに安全面を考えるとしょうがないですが、手頃なサイズでオープンエアを楽しめる車が、もっともっとあるといいですね。
ヨーロッパではアウディがA3のカブリオレを発売しており、120iカブリオレとまさにガチンコです。が、残念ながらA3カブリオレは今のところ日本導入の予定はないそうです。
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