あれ? こっちの方がカッコいい、プリウスPHV
カテゴリー: クルマ
タグ: トヨタ / ハッチバック / 主婦向け / クール / お手頃 / ハイブリッド / FF / デート / 買い物 / レジャー / ドライブ / プリウス / プリウスPHV
2016/03/16

プリウスはPHVが大本命なのか
リチウムイオン電池搭載モデルが約半年待ちになっているなど、好調な滑り出しを見せている4代目プリウス。奇抜な外観デザインに対して賛否両論が聞かれるが、秋に国内デビューするPHVはどうなのだろう。
結論から言うと、次期プリウスPHVは誰もがカッコイイと思うデザインに仕立てられる。環境性能だけでなく、デザインもこっちが本命だったりしてと思うのは、スクープ班だけだろうか。
予想イラストをご覧いただきたい。目玉のごとくプロジェクターが配されているプリウス標準車と違い、PHVは4連のLEDヘッドライトが与えられる。角ランプの角ばった輪郭がそのままバンパーと接しているのが面白い。
ボンネットフードの開口線やプラスラインも異なるため、どうやらエンジンフードにも専用品が用いられ、コストのかかった作り分けが行われるようだ。バンパーは大半がブラックアウト化されて、迫力ある表情に。また、両サイドにはLEDが縦に並ぶデイライトランニングランプ、三角形ダクトとフォグランプが配される。

ルーフにはソーラーパネルを採用、充電に期待
リアビューが放つインパクトも負けてはいない。プリウス標準車はコンビランプの縦長デザインに存在感があるが、PHVでは一転、横方向に視線を導くデザインが織り込まれる。具体的には、ボディ左右のコンビランプを結ぶように赤ラインがサブウインドウの周囲に配される。
ルーフにも注目。流行に合わせ、ただブラックに塗装されるワケではない。なんとソーラーパネルが埋め込まれるのだ。思えば、先代プリウスにはムーンルーフとセットで、室内換気用のファンを稼働させるためのソーラーパネルがオプションで用意されていたが、モデルチェンジを機にシンプルなムーンルーフへと改められた。しかし、PHVで再びソーラーパネルが設定されるという。しかもルーフ全体にだ。今度こそは駆動用バッテリーの充電に役立てられることに期待したい。
新型PHVのパワートレインは、プリウス標準車同様、1.8L直4エンジンと72psを発生する電気モーターとの組み合わせとなる。改良によってコンパクト化されるリチウムイオン電池は、ガソリンタンク縮小と相まってリアシート下に搭載、もしくは、ラゲージ床下に置かれるはずだ。
現行PHVは1回の充電で26.4km(JC08モード)走れるが、新型ではその距離が2倍以上に伸びて60kmに達する見込み。
国内では、上半期末の2016年9月に発表される見込みだが、その前にパリサロンでワールドプレミアされるかもしれない。というのも、欧州メーカーはここ数年こぞってプラグインハイブリッドを発表しており、日本勢の牙城を崩しにかかっている。イメージリーダーの座を奪われないよう、トヨタにとって新型PHVの市場投入は気の抜けない正念場と言えそうだ。


※2016年3月16日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2016年9月
■全長x全幅x全高:4540x1760x1470(mm)
■搭載エンジン:1.8L 直4+モーター
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
次期型トヨタ スープラはBEV化を断念!? 搭載されるのはなんと……
歴代スイフトスポーツの中古車価格や流通台数を解説|祝・スイフト生誕25周年【保存版】
「勢いで買っちゃった」ハタチのファーストカーは日産 スカイラインGT-R(32型)
新型日産 マイクラが待ちきれない人に贈る「今すぐ買えるコレ、代わりにどうですか?」5選
新型リーフが発表されたけど日本導入はまだ! 待ちきれないなら「代わりにこれどうですか?」5選
新型クラウンエステート発売の裏でクラウンクロスオーバーの中古車価格が400万円台に! 最高級クロスオーバーSUVの中古車状況やオススメの狙い方を解説
ID.Buzzの新車乗り出し約1000万円に絶望した人に贈る「半額以下で買えるコレ、代わりにどうですか?」5選
【メリハリ堅実タイプ診断】3つ以上当てはまった「合理性とこだわり」をもって商品を選ぶ方にオススメの軽自動車5選
「九州の人気観光地ドライブならココ!」プジョー 3008で行く“旅のプロがオススメ”の絶景・ご当地グルメ・温泉満喫ツアー
【試乗】新型 ランドローバー ディフェンダー オクタ|オフロードでもオンロードでも “究極のパフォーマンス”を発揮する635psのラリーベースモデル