3ナンバー化へ向けて突き進む次期カローラ
カテゴリー: クルマ
タグ: トヨタ / セダン / 男性向け / 成人向け / シンプル / カジュアル / お手頃 / CVT / FF / 4WD / 帰省 / 買い物 / 通勤・通学 / カローラ / カローラアクシオ / カローラフィールダー
2017/02/28

国内向けと海外向けでボディ幅が異なる?
プリウスが口火を切った、「もっといいクルマづくり」の象徴ともいえるTNGA世代のトヨタ車。C-HR、新型カムリと、トヨタの新型車投入は、ペースを落とすことなく続く。その中には、2016年にデビュー50周年を迎えたカローラも含まれている。
いまやカローラは日本だけでなく、北米や中国など、150以上の国と地域で販売されているグローバルな車だ。初代からの累計販売台数は、4400万台を超えており、現在13ヵ国で組み立てられている。
ただし、世界を見回すとニーズは国によってバラバラだ。例えば、ここ日本では全幅1700mm未満の5ナンバー枠に収めることが重要な要件として横たわっている。しかし、道路事情が異なる海外のユーザーから見れば、5ナンバーサイズの乗用車はいかにも小さく、ライバル車と比べて居住性など商品力に物足りなさが残ることは、想像に難くない。

ボディ幅は1750mm。海外版とは違う専用ボディを獲得か
現行モデルは、5ナンバーサイズの最適なシャシーがないことから、苦肉の策としてヴィッツと同じBプラットフォームが用いられた。次の国内向けカローラは、2016年10月5日にも紹介したとおり、プリウスと同じCプラットフォームを用いた3ナンバー車となる。
次期カローラには、2つの開発コードが与えられている。ひとつは国内向け、もう一方は海外向けだというから、まったく同一の車ではないようだ。海外向けが1800mmに迫る全幅を有するのに対し、国内向けの全幅は1750mm以下に抑えられる公算が大きい。ボディ側面の抑揚を変えるなど、デザインと造形で寸法を調整か。
ボディデザインだが、発表されたばかりの新型カムリに続き、セダン離れしたスレンダーなシルエットを身につけて、若々しくスポーティな印象を狙うのだろう。リアコンビランプは、後ろ姿にワイド感をもたらす横長デザインに仕上がり、ボディ側面には、躍動感を表現する後ろ上がりのキャラクターラインが配される見通しだ。

パワートレインも新世代トヨタユニットに刷新
シャシーの一新に合わせてパワートレインも見直され、こちらもTNGA世代にバトンタッチされる。国内向けには、1.5L直4ガソリンと同ハイブリッドに加え、オーリスでお馴染みの1.2L直4ターボも新設定される。
さらに、マツダのスカイアクティブ戦略をにらんで、1.5Lディーゼルターボをラインナップする案も浮上しているという。もし実現すれば、アクセラ同様、3つのパワートレインを有するモデルとして訴求されるだろう。なお、後輪サスペンションは、ポテンシャルの高いダブルウイッシュボーン式が採用されるようだ。
発表時期は、2018年半ばくらいという見方が強い。
※2017年2月28日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2018年6月
■全長×全幅×全高:4640×1750×1450(mm)
■搭載エンジン:1.8L 直4 他
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
【2025年最新版】軽トラの最強は? オススメ現行モデルの燃費や荷室を比較、購入時の注意点も解説!
巨匠 ジウジアーロがデザインした中古で買える輸入車を5モデル選んでみた
メルセデス・ベンツの電気自動車5選|中古車で超お得!新車価格の半額以下なEV物件もあるが、買いか?オススメな選び方を解説
“SUV疲れ”した人に贈る「代わりに、実用性も備えるスタイリッシュフォルムが新鮮なコレ、どうですか?」5選
トヨタ GR-GTのスペックが判明!? 新型スーパースポーツカー、ニュル24時間レースにお忍び参加の可能性も
【試乗】新型 テスラ モデルY|もはや走りにも文句はなくなり全方位進化でBEV最強の1台へ!
先代ヴェルファイアなら150万円後半で買える!? トヨタ人気ミニバン、新型との違いや中古車価格、オススメな選び方を解説!
【試乗】新型 アウディ A5|堂々たるサイズの新ネーミング基幹車種、ベーシックモデルも必要十分に実用的!
三菱 デリカD:5の新車価格がアップ……。だったら中古車も見てみませんか? 価格や流通台数、オススメを解説
【試乗】新型 BMWアルピナ B4 GT|Dセグメントセダン最上! 良質なライドフィールを濃密に楽しめる“実用スーパーカー”