スズキ アルトラパン(旧型)【購入アドバイス&ライバル車比較編】
2009/03/25
古めかしいというより親しみを感じさせるフォルムが魅力
OVERVIEWモデル概要
よりリアルな懐古調を味わうなら旧モデルがオススメ
初代のデビューは2002年。自然吸気(NA)モデルのみでスタートしたが、2003年には2種類のターボ仕様を追加するなど、性別を問わないユーザーの取り込みを図った。2008年、フルモデルチェンジが行われたが、真正レトロ感では初代のほうが上。よりリアルな懐古調を味わいたいならば、旧モデルこそオススメである。GRADE VARIATIONSグレードバリエーション
グレード名 | トランスミッション | ひと言解説 |
---|---|---|
G | 4AT | デビュー時からモデル末期まで設定されたNA車の廉価グレード。MDプレイヤーや6スピーカーが非搭載となる |
X | 4AT | G同様、全年式を通じて設定されたNA車のベーシックグレード。流通量はどのグレードよりも圧倒的に多い |
X2 | 4AT | デビューから2006年4月まで設定されたNA車。ホワイト塗装のアルミホイールや2トーンルーフを装備していた |
ターボ | 4AT | 2002年10月から2007年5月まで設定されていたマイルドチャージターボ搭載グレード。低速域から力強い走りを楽しめる |
L | 4AT | 2003年9月に登場し、2004年10月に廃止。2006年4月にファッショナブルなモデルとして再設定されたNA車 |
SS | 4AT/5MT | 2003年9月より設定された高過給ターボ搭載モデル。前席バケットシートなど、スポーティな装備が多数採用された |
モード | 4AT | 2004年10月にウッド調インパネなどのシックな装備で登場。2007年5月には高過給ターボエンジンに換装された |
BUYER’S GUIDE購入アドバイス
購入時のチェックポイント
大きなトラブル報告はないが
下見の際は可能な限り試乗を
リコール情報で対象台数が多いのは、変速機のベアリングに関する不具合。2002年1月から6月までに生産された車両の一部に見られる。対象車両の場合は、点検&対策品への交換が行われているかを確認しよう。車の性格上、カスタムされた物件は少ないが、高過給ターボ搭載モデルは別。荒っぽい運転が行われていた可能性もあるので、できれば試乗しておきたい。狙い目グレード
2005年式以降は相場の
ボリュームゾーンがアップ
2004年式以前は、中古車相場60万円以下の物件が豊富。2005年式以降でもその価格帯は割と流通しているが、予算が少ないなら2004年式以前から選ぶのも手だ。予算的に余裕がある場合は、未走行車が豊富な2008年式をチェックしてみよう。この年式で最も多いのは特別仕様車Gセレクションだが、花柄シートなどの装備に、好みが分かれる。割と数が多いLやモードに絞るのもオススメだ。RIVAL MODELSライバル中古車徹底研究
スズキ アルトラパンのライバル3モデルをピックアップ。旧型のライフ、現行型のeKワゴン、ミラジーノなどキュートな外観とオシャレな内装の軽自動車が揃い踏みだ。
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スズキ アルトラパン(旧型)【購入アドバイス&ライバル車比較編】/旬ネタ
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