オトクなのはエスクァイアより旧型ノア/ヴォクシー?
2014/12/12
エスクァイアに興味があるなら、旧型ノア/ヴォクシーも要チェック!
ファミリーカーの代名詞といえば、やはりミニバンでしょう。お子さんとご両親揃って1台で移動できる、家族のための車です。中でも5ナンバーサイズの箱形ミニバンは取り回しやすさと室内の広さを両立しており、奥さんが運転することの多いファミリーなどからも高い支持を得ています。
そんな人気カテゴリーに今年10月下旬、トヨタ エスクァイアというニューモデルが加わりました。エスクァイアは5ナンバーサイズミニバンの代表車種のひとつであるトヨタ ノア/ヴォクシーの兄弟車。最大の特徴は、超大型グリルによる印象的なデザインと、インテリアの高級感です。
ただ、質感にこだわっているだけあり、価格は少々高くなっています。5ナンバーサイズミニバンの新車価格といえば「200万円台前半」というイメージを持っている方も多いと思いますが、エスクァイアはエントリーグレードでも250万円オーバー。「欲しいけど、予算が……」という方もいらっしゃるでしょう。そんな方にオススメしたいのが、ノア/ヴォクシーの旧型です。



旧型なら総額100万円以下でカーセンサーアフター対象車が狙える
エスクァイアの登場によって販売に直接的な影響があるのは現行型のノア/ヴォクシーでしょうが、中古車市場では旧型に影響が出ました。
いずれも中古車相場は下落傾向にあり、エスクァイアが登場した10月下旬からジリジリと平均車両価格を下げています(2014年12月3日現在)。ノアの平均車両価格は約153万円から約150万、ヴォクシーの平均車両価格は約159万円から約157万円まで下落。「相場が急落!」というほどではありませんが、まだまだこの傾向は続くと予測され、格安物件が見つかる可能性が高くなっています。
今回は「低予算」がテーマということで、総額100万円以下の物件をピックアップ。そうなると走行距離5万kmオーバーのものが大半となりますが、カーセンサーアフター保証を付けておけば、万が一の際も無料で修理できますし心強いでしょう。
大きく変わらないなら旧型の方がオトク?
とはいえ、「多少無理してでも、エスクァイアを買った方が良いのではないか?」という方もいらっしゃるでしょう。確かに性能を鑑みれば、最新型であるエスクァイアの方が上でしょう。しかし、旧型ノア/ヴォクシーと比べて劇的に違うかというと、そうでもないと思います。
軽自動車がいい例ですが、限られたサイズの中での車作りは必然的に成熟してきています。それは5ナンバーサイズのミニバンにも言えること。例えば、居住空間(室内長×室内幅×室内高)を比較してみると、エスクァイアは2930×1540×1400(mm)、一方の旧型ノア/ヴォクシーは2970×1485×1340(mm)と、幅こそエスクァイアに譲るものの、長さはノア/ヴォクシーの方が勝っています。
つまり、最新の燃費性能や安全性能が絶対ならば最新型のエスクァイアになりますが、基本的なミニバンの居住性や使い勝手が満たされれば良いのであれば、旧型ノア/ヴォクシーのコストパフォーマンスが光ってきます。エスクァイアの約3分の1の予算で狙え、すでに「成熟している」と言っても過言ではない旧型は狙い目だと思います。


▼検索条件
トヨタ ノア(旧型)&トヨタ ヴォクシー(旧型)×総額100万円以下×CSA保証車※プランでCSA保証を付けた場合、総額100万円を超える場合があります
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