Lサイズミニバンのハイブリッドなら、2代目アルファードハイブリッドがオススメ!
カテゴリー: 特選車
タグ: トヨタ / ミニバン / アルファードハイブリッド / 高橋満
2020/07/13
▲Lサイズミニバンに乗りたいけれど、現行型アルファードは高くて手が出ない。それなら先代の、あえてハイブリッドモデルを選んでみませんか?2代目のマイナーチェンジでハイブリッドが復活!
2002年5月のデビュー以来、キング・オブ・ミニバンとして頂点に君臨し続けるアルファード。日本はもちろん、東南アジアを中心としたアジア地域でも絶大な人気を誇るモデルです。
かつてはワンボックス型ミニバンの派生モデル的な位置付けだったのを、高級感があり、上質な走りを楽しめるプレミアムカーという存在に高めたのは大きな功績。
現在でも他社から競合モデルが販売されていますが、Lサイズのプレミアムミニバン市場はアルファードと兄弟車であるヴェルファイアの独壇場となっています。
▲現行型アルファードは中古車を探している人が多く、輸出需要もあるので、相場は高値で推移しています力強さ、豪華さ、重厚感など、プレミアムミニバンに求められる圧倒的な存在感が表現されたデザインは秀逸!
もちろんインテリアも豪華絢爛で、削り出した金属の面質と工芸品のような深い木目調加飾を組み合わせて素材感を追求。
シートアレンジも、1160mmもスライドする助手席やセカンドシートの跳ね上げ機構で最大2025mmの荷室長を作れるなど、「使い勝手のいい」というレベルを逸脱した驚愕の利便性を備えています。
足回りは、リアに新開発ダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用。これによりプレミアムミニバンらしい上質な乗り味がさらに向上しています。
何から何まで規格外の凄さが盛り込まれたキング・オブ・ミニバンだけに、現行型アルファードは中古車でもなかなか値落ちしません。そのため、購入自体を諦めている人も多いはず。
そんな人にオススメしたいのが、先代にあたる2代目アルファード。しかも2011年11月から販売がスタートしたハイブリッドモデルです。
▲初代の生産終了から3年半。2代目アルファードハイブリッドが復活!初代アルファードにも、エスティマハイブリッドと同じシステムを搭載したハイブリッドの設定がありました。
登場時はガソリンモデルのみの設定となってしまいましたが、2011年9月のマイナーチェンジで待望のハイブリッドを追加。この2代目アルファードハイブリッドがかなりお買い得になってきました。
2020年7月現在の中古車事情を紐解きながら、オススメの理由やグレードについて解説したいと思います。
【オススメ理由1】1年間で中古車の平均価格が40万円以上下落
▲先代でも堂々としたスタイリングの2代目が、現行型よりかなりお買い得です2020年7月1日現在、2代目アルファードハイブリッドの中古車は約150台流通。価格帯は130万から450万円となっています。
高値圏にあるのは、新車時価格が874.8万円した超豪華仕様のロイヤルラウンジなど。グレードや走行距離にこだわらなければ、総額200万円以下で多くの中古車が流通しています。
平均価格は昨年10月の約265万円をピークに、1年で40万円ほど値落ちして現在は約225万円になっています。
現行型アルファードは、ガソリンモデルとハイブリッドの両方を含めた平均価格が400万円弱とまだ高値で推移していることを考えればかなりお得と言えるでしょう。
【オススメ理由2】現行型にも劣らない乗り味が魅力
▲シートもLクラスミニバンらしい大型のものが備わります現行型アルファードのリアサスペンションは、高級車に多く採用されるダブルウィッシュボーン式なのに対し、2代目アルファードのリアサスペンションはトーションビーム式。
高級車好きには、これを「なんで最上級ミニバンなのに大衆車で使われるサスペンションなんだ」と毛嫌いする人もいます。
もちろん現行型の乗り味は2代目に比べると大きく進化しましたが、2代目もトヨタの最上級ミニバンだけあって十分上質な乗り心地を味わえます。
しかも、ハイブリッドはバッテリーやモーターなどを搭載した分、同じ2.4Lエンジンを搭載するガソリンモデルと比較すると200kgほど重くなっています。これが逆に乗り味に重厚さとしっとり感を与えているのです。
このあたりは好みもありますが、運転してチープさを感じることはないでしょう。
さらにハイブリッドだと走行中も静かだし、4WDなので安定感もあるのでオススメです。
▼検索条件
トヨタ アルファードハイブリッド(2代目)×全国【オススメグレード】高い満足感が得られるSR!
▲ハイブリッドSR Cパッケージ。フロントライトの中がブラックメタリックになっていますそんな2代目アルファードハイブリッドの中で、オススメなのは後期型アルファードのSRグレードです。専用の前後バンパーやマフラーカッター、サイドパネルによりスポーティな雰囲気が高められた上級グレードです。
フロントライトには、夜間のコーナリング時にステアリングの舵角や車速に応じて、ロービームを左右に動かすインテリジェントAFS付きディスチャージライトを採用。
このライトは内部がブラックメタリックに塗られているため、エクステリア全体がとても引き締まって見えるのです。
もし、見た目が古く感じる人であれば、シャープな見た目のSRはとてもオススメです。
SRの新車時価格は455万円、シートがダークグレーの本革で、2列目が超豪華なエグゼクティブパワーシートになるSR Cパッケージは565万円でした。
新車価格が高かっただけに、どちらも中古車の流通量は少なめですが、平均価格はSRが約214万円、SR Cパッケージが約240万円まで下がっています。
▲ハイブリッドSRの相場動向
▲ハイブリッドSR Cパッケージの相場動向物件をチェックすると、走行距離さえこだわらなければSRで総額200万円以下の中古車も見つかります。平均価格付近には走行7万km前後が、総額280万円まで目を向けると走行5万km未満の中古車もありました。
SR Cパッケージで走行5万km未満の中古車を探す場合は総額300万円前後から、と思っておくといいでしょう。
▼検索条件
トヨタ アルファードハイブリッド SR(2代目)×全国▼検索条件
トヨタ アルファードハイブリッド SR Cパッケージ(2代目)×全国
自動車ライター
高橋満(BRIDGE MAN)
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経てエディター/ライターとして1999年に独立。独立後は自動車の他、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。愛車はフィアット500C by DIESEL
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