新型スバル クロストレック(初代)をマンガで解説! 人気のコンパクトSUVはどんな車?【人気車ゼミ】
2023/09/30

自動車テクノロジーライターの松本先生と、漫画家の田代先生が話題のモデルを深く分かりやすく掘り下げていく連載『人気車ゼミ』。今回紹介するのは新型スバル クロストレック。
講師紹介

自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。車に乗り込むと即座に車両のすべてを察知。その鋭い視点から、試乗会ではメーカー陣に多く意見を求められている。数々のメディアに寄稿する他、工業高校の自動車科で教鞭を執る。『クルマは50万円以下で買いなさい』など著書も多数。趣味は乗馬。

マンガ家
田代哲也
マンガ家・イラストレーター。1987年『週刊少年ジャンプ・サマースペシャル』(集英社)でデビュー。少年マンガ誌、青年マンガ誌、スポーツ雑誌などジャンルを問わず執筆。絵本『田んぼの昆虫たんけん隊』『水泳大好き!トラ』(星の環会)。2004年より東放学園高等専修学校、東放学園映画専門学校で講師を務める。スズキの車を5台乗り継ぎ、現在の愛車はエスクード。



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スバル クロストレック(初代) × 全国重要ワード(マンガ内※)解説
初代インプレッサXVは2010年にデビュー。その後2代目で都会的でアクティブなイメージに大きく舵を切った。以降、最新型までそのイメージを踏襲しながら進化している。車名は3代目でインプレッサが取れてXV(写真)に。今回、世界統一名称のクロストレックになった。
▲2017年にデビューしたスバル XV
フロントは厚みのあるデザインでたくましさを表現。サイドは昨今流行しているキャラクターラインを極力少なくしたデザインで力強いイメージにしている。
▲リアはキャビン部分を中央に絞り込んだ造形で、オーバーフェンダーの張り出しが強調されているのが特徴
スバルは1970年にff-1 1300Gで、バハ500(メキシコ)に挑戦。1990年には世界ラリー選手権(WRC)に参戦した。その後インプレッサSTiがWRCで大活躍。
▲2008年をもってWRCから撤退した後も、スバルは国内外のラリーに参戦していて、「ラリーのスバル」と呼ばれている
スバル独自のシステムで、2代目インプレッサXVに初搭載されたものの進化版。2018年に登場した5代目フォレスターからこの名称が用いられた。仕組みはマイルドハイブリッド。CVTの後ろにモーターを配置することでシンメトリカルAWDレイアウトをキープしている。
▲スバルのe-BOXERシステム
スバル車の高剛性ボディを実現しているのが先代インプレッサから採用されているスバルグローバルプラットフォーム(SGP)。さらに骨格を理想的な位置で溶接した後に外板を付けるフルインナーフレーム構造により、先代よりも剛性が大幅に高められている。
▲スバルグローバルプラットフォーム
クロストレックは世界戦略車であるインプレッサと共通の仕様になっている部分が多い。そのため屈強なSUVというより、上品な乗用車という雰囲気に仕上がっている。内装は標準グレードのツーリングがトリコット、上級グレードのリミテッドはファブリックを採用する。
シートレールを直接車体に固定する構造にすることで、剛性と振動収束性を高め、シート自体の揺れも軽減している。また、シートは仙骨を押さえて骨盤を支える形状を採用。これにより車体の揺れが頭部に伝わるのを防ぎ、路面のうねりで体が揺れた際も快適に運転できる。
▲クロストレックのフロントシート
1966年、スバル1000に初搭載されたEA型エンジンは1994年まで使用。1989年、初代レガシィに初搭載されたEJ型は2020年まで使用された。長い搭載期間に様々な改良が加えられ、派生型のエンジンも生産することで、トータルコストが抑制されている。
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