愛車との期間限定のお付き合いを楽しむヘラブナ名人
2018/08/28
車は単なる移動の道具ではなく、大切な人たちとの時間や自分の可能性を広げ、人生をより豊かにしてくれるもの。車の数だけ、車を囲むオーナーのドラマも存在する。この連載では、そんなオーナーたちが過ごす愛車との時間をご紹介。あなたは、どんなクルマと、どんな時間を?
▲20代からヘラブナを釣り始め、そのキャリアは20年以上。“ヘラブナ界”では有名で、釣りをしていると声をかけられることもしばしば納車待ちの間の期間限定の“つなぎ役”だったが
釣り人にとって車は釣り具と並ぶとても大事な道具だと言うのは、ヘラブナ釣りを専門に楽しむ釣り師(ヘラ専)の天笠 充さんだ。
天笠さんは現在ボルボ V60に乗っているが、これが3台目のボルボだ。
若いころはヘラブナ以外に海釣りもしていたが、有名なフィールドに行くとなると長距離の移動が必要になる。
そのときにロングドライブでも、快適で安全な車が良いと思ったのが1台目のボルボを購入したきっかけだ。
「釣り場への移動中に戦略を立てたり考え事をするんですが、その空間を作ってくれるのがボルボだと思ったんです」
今は近所にヘラブナ釣りのフィールドがあるため長距離運転をする機会は減ったが、それでも全国大会などで遠出する際はやはり安心感を再確認できるそうだ。
3台目もこれまでどおりボルボを選んだのだが、実は今の車はリース契約をしている状態だ。
乗り替えのタイミングで新車購入のためディーラーを訪れたところ、欲しかったXC40の納車に半年かかることが分かったのだ。
そこでXC40の納車されるまでは、次点として考えていたV60をリースすることにしたのだ。
▲取材中も周囲の仲間を凌駕するハイペースで、黙々と釣り続ける天笠さん。良型を釣り上げ思わず頬が緩む“つなぎ役”が、いつしか愛着のある1台に
「すぐに希望の車種に乗れないことが分かって、ちょっとへこみました。でも半年という期間限定ですが、検討していた別の車種に乗れるのも悪くないかなって。しかも新車ですから。リースが始まる前にはもうワクワクしていました」
リースされた車はその期待を裏切らなかった。
快適さや安心感は前のモデルからさらに増しており、釣り場への移動を特別な時間に変えてくれたのだ。
天笠さんが通っている釣り場は自宅から車で30分ほどの場所なのだが、今ではもう少し運転していたいと思うようになっている。
▲ベテランの猛者が集まる全国大会でも優勝の経験がある。今では主要大会の上位常連選手だ
新しい車の納車は楽しみと言うが、リースの終了日がせまり少しさみしくもあるという。
「欲しい車に乗れないとわかったときはかなり残念な気持ちだったのに、今では納車待ちの期間があってこの車に乗れたことを感謝しています」
天笠さんは愛着の湧いたつなぎ役を、あと少し残された期間で目いっぱい楽しむつもりだ。
▲その日のコンディションによって数種類の材料をブレンドして餌を作るため、ヘラブナ釣りには大きなバッグが必要。荷室が広いこともV60を気に入った要因だ
▲リース契約のため車検証の所有者はリース法人となるが、使用者は天笠さんの名前になる。車検証に自分の名前が載っていることも愛着が湧くポイントどんなクルマと、どんな時間を?
V60は、代打のブリッジスマボでリース。ヘラブナはリリース
クーペを思わせる流麗なデザインとや安全性能にも磨きがかけられた、ボルボのミドルクラスワゴン。エクステリアはテールゲートへと流れるルーフラインや、シャープなデザインのリアウインドウなどにより、クーペのような流線形スタイルが与えられた。
ボルボ独自の衝突安全機構「HUMAN SAFETY(ヒューマン・セーフティ)」など安全性能も標準装備されている。エンジンは新世代の1.6L直4直噴ターボと3L直6ターボの2種類。1.6L車は10・15モード燃費12.6km/Lを達成している。
▲昨今、各自動車会社にリース購入プランが用意されているが、ボルボは少々特殊なプランを用意している。天笠さんが使用するブリッジスマボとは、XC40/XC60を新車で購入し納車まで待てない場合、他のボルボモデルをリースできるサービス。まさに納車まで待てない人にはうってつけの代打となるサービスだ【関連リンク】
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