ONE N’ ONLY REIさん×西村編集長「オートモビルカウンシル2022」ぶらり旅（前編）

国内のみならず、東南アジアや中南米でも人気の6人組の男性ダンス＆ボーカルユニットONE N' ONLYのボーカリスト、REIさん。実は大の車好きというREIさんと、カーセンサーの西村編集長が、様々なヘリテージカーが一堂に会する展示会「オートモビルカウンシル2022」に行ってきました！

自他ともに認める“車オタク”のREIさん。会場に入ってまず目に付いたのは、1958年にスバル初の軽自動車としてデビューしたスバル 360の初期型！ 会場に展示された数々のクラシックカーに目を奪われていくREIさんのアンテナに引っかかったのは……！？

ONE N' ONLY

REI

れい／スターダストプロモーション所属の6人組男性グループONE N' ONLYのボーカリスト。J-POPでも、K-POPでもない、“JK-POP”として唯一無二のスタイルを貫く。YouTubeに公開されたミュージックビデオは世界各国からアクセスが殺到し、合計再生回数は1800万回以上。オフィシャルTiKTokのフォロワー数は440万人を超え、日本人音楽アーティスト1位。動画の総再生回数は2億回を突破！
 

貴重なビンテージカーに大興奮！ REIさんのお気に入りは？

西村　まだ会場に入ってきたばかりですが、すでに落ち着かない様子ですね（笑）。

REI　すごくソワソワしてます（笑）。あ、これはスバル 360の初期型じゃないですか！

西村　ここはヴィンテージ宮田自動車さんっていうクラシックカー屋さんです。

REI　いっつも西村さんには気になることみんな質問攻めにして教えてもらってますね（笑）。

西村　夜な夜なラインで車問答してますね（笑）。
 

▲こちらが、REIさんの目がくぎ付けになったスバル 360。テントウムシのようなフォルムがとてもキュート！

REI　こないだスバルのエンブレムの6連星の意味を聞いて激アツになっちゃって。もともと中島飛行機製作所だったのが、戦後は富士産業になったけど、GHQに解体されて、そのうちの5社が共同出資して作ったのが富士重工業……6連星のエンブレムは5社と富士重工業を表しているんですよね。もう、感激して。

西村　たしか5年くらい前のオートモビルカウンシルでは、飛行機の展示もやってましたよ。

REI　そうなんですか！？ あ！ あんなきれいなトヨタ 2000GTを堂々と置いて大丈夫なんですか？　本物？
 

西村　うわー、あんまり見たことない値段が付いてますよ。いちじゅうひゃくせんまん……1億30万円です。30万が気になる（笑）。

REI　値段が付いてるだけですごいですよね。

西村　でも、このイベントでは過去、1億円の2000GTが2台売れてますから。

REI　いちおく！？ わあ！ こっちにはディーノがありますよ！　エンツォ・フェラーリの亡くなった息子さんの名前が付けられたっていうのが胸アツです。V6エンジンはフィアットが一緒に作ったっていう！
 

▲ひときわ目立つ真っ赤な車体にくぎ付けに！

西村　去年発表されたフェラーリ 296GTBがフェラーリ初のV6とか、ディーノ以来とか言われているゆえんですね。オートモビルカウンシルでは、最新モデルからヘリテージカー、国産車も輸入車も展示されてますけど、REIさんが一番好きな車っていうと何になりますか？

REI　今一番欲しい車は最新型のフェアレディZってメンバーのみんなにも言ってるんですけど、僕はやっぱり『湾岸ミッドナイト』ファンなので、S30とか、ポルシェの964も好きですね。

西村　なるほど、「悪魔のZ」ことS30型フェアレディZと、「ブラックバード」こと964型ポルシェ 911ターボですか。じゃあクラシックポルシェの専門店「WIN'S AUTO」さんのブースに行ってみましょう。

REI　あの白いの、964のカレラRSじゃないですか！　ブラックバードですよ、ターボじゃないし白いけど（笑）。 このスタイリングですよ。なんといっても空冷エンジン。そしてポルシェといえばRRレイアウトなんで、後ろがエンジン、前がトランクっていう……。

西村　なかなかありがたい値付けですね。

REI　4600万円ですよ、フェラーリの新車買えますけど？
 

西村　この会場にいると金銭感覚がおかしくなってくるんですよね（笑）。あ、あこがれの964、乗っていいそうですよ。

REI　まじですか！　わあ、幸せの瞬間です。
 

▲お店の方からの説明を熱心に聞きながら、あこがれの車にほれぼれ

西村　せっかくなんでポルシェジャパンのブースにも行ってみましょうか。

REI　いやあ、911は美しいですね。最新の992も美しい！

西村　フロントのラインは空冷時代をオマージュしてていいかんじですよね。

REI　RRですか？

西村　これはカレラ4GTSなんでヨンクですけど、もちろん基本はリアエンジンリアドライブのRRです。

REI　伝統を守る姿勢はいいですよね。

西村　よく基本形を変えずにこれだけ進化し続けられますよね。

REI　いやあ美しい。こうやって歴代並ぶと感慨深いですね。僕、本当に幸せです。

西村　まだまだこれからですよ！
 

▲REIさんが「美しい……」と思わず声を上げた992。車好きなら一度は乗ってみたいと思うあこがれの車！ 美しさに見とれて写真を撮り忘れてしまったので、広報写真を拝借しました

入場してすぐにヘリテージカーの祭典を堪能し、あこがれの車にも対面できてご満悦のREIさん。編集長・西村の解説を受けながら、まだまだぶらり旅は続きます！

次回の中編では、日産ブースへ。とある車の購入を本気で検討する姿も！？　お楽しみに！
 

インタビュアー

竹井あきら

自動車専門誌『NAVI』編集記者を経て独立。雑誌や広告などの編集・執筆・企画を手がける。プジョー 306カブリオレを手放してから次期愛車を物色しつつ、近年は1馬力（乗馬）に夢中。

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