フランス車はアシである! 「疾足」「掴足」「液足」3つの乗り味の沼にハマる【カーセンサーEDGE7月号】
カテゴリー: 編集部からのお知らせ
タグ: プジョー / ルノー / シトロエン / セダン / ハッチバック / クーペ / カブリオレ / 306カブリオレ / C5セダン / BX / A110 / EDGEが効いている
2022/05/27
▲今回の特集で3つのカテゴリーに分類した「アシ」の中で、意外と知られていないのが、スポーツグレードで味わえる「アシ」です。高級車の可変ダンパーのような複雑な構造ではなく、バネとダンパーの組み合わせでも、高性能な車は作れることを教えてくれる車がフランス車には多いのです。その一例がアルピーヌのA110です(車両協力=アルピーヌ所沢) フランス車好きがハマる理由は乗り味にあり
質実剛健なドイツ車、信頼性の高い日本車、伝統の英国車、ではフランス車の「らしさ」とは?
愛らしいデザイン、比較的リーズナブルな価格をはじめ、フランス車にも特徴は多くありますが、最も大きなポイントは乗り心地や操作フィーリングに直結する「アシ」にある。本誌はそう考えます。
フランス車のサスペンションは、元々石畳や石混じりのあぜ道など、フランス国内の凹凸が多い道路状況から、ソフトで優しい乗り心地になったという説があります。さらに、一歩踏み込んでアシを見ていくと3つのタイプに分類されるのです。
ルノーのスポーツモデルに代表されるような、機敏で速い「疾足」。
プジョーの定番モデルに感じられる、フンワリしているのにネバる「掴足」。
今や中古車でしか選択できないシトロエン独自構造のハイドロ「液足」。
今回の特集はこの3軸を切り口に、フランス車の魅力を紹介しています。
初めての輸入車にリーズナブルなフランス車を考えている人。たくさん車を所有してきたけど、実は一度もフランス車を所有をしたことがない人。何度かフランス車に乗ってきたけど、久しぶりにまた乗ってみたいなという人。そのすべての人に、フランス車というハマれる選択肢の楽しさをお届けします。
▼検索条件
アルピーヌ A110× 全国
▲各メーカーのエントリーモデルなど、中古車市場で気軽に探せる車の多くに、「掴足」をもつモデルがたくさん隠れています。その代表的モデルが、1980~2000年代のプジョーの末尾「05」「06」のシリーズです。写真は1994~2002年に販売された306のカブリオレ▼検索条件
プジョー 306カブリオレ× 全国
▲フランス車のアシの中で最もディープな「液足」。それ故に一度味わうと他の車に戻れない人が多発するのがシトロエンのハイドロマティックと呼ばれるサスペンションです。この「液足」はすでに中古車でしか買うことはできません。なぜ、このガスと液体を使った特別なアシに強く惹かれるのでしょうか? 写真は最後のハイドロ採用車となった、2008~2016年販売のC5セダン▼検索条件
シトロエン C5セダン × 全国
▲自動車ライターやモータージャーナリストといった車の専門家にも、実はフランス車愛好家が多いのです。なぜ彼らは数ある選択肢の中からフランス車を選んだのでしょうか? フランス車フリーク目線の解説は説得力があります…… ▼検索条件
シトロエン GS × 全国
▲ハマれる「アシ」をもつ車は、なにも過去の車ばかりではありません。今も、それぞれのメーカーが時代にマッチしたサスペンションを開発しています。人によっては一時期のフランス車よりこっちの方が「らしい」という意見もあります。特集内ではシトロエンのC5 XやDS、カングーといった近年のアシにも着目しています
▲古いガイシャは壊れやすい、それも事実です。それでも買う人が後を絶たないところにフランス車の不思議があるのです。支払うことになる修理代、メンテナンス代を考えても買う価値があると思えるくらいいとおしくてハマってしまう。実際にシトロエン BXを買った本誌スタッフの愛の叫び(?)もお届けします▼検索条件
シトロエン BX× 全国【関連リンク】
カーセンサーEDGE 7月号
フランス車はアシである!

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