ポルシェ 911 相場変遷史【カーセンサーEDGE8月号】
カテゴリー: 編集部からのお知らせ
タグ: ポルシェ / クーペ / 911 / EDGEが効いている
2022/06/27
▲現行モデルでは珍しく、MTモデルが設定されている992型のGTS。新車時価格はティプトロニックやPDKよりも安いが(992型のGTSは同価格)、中古車相場ではほぼすべての世代で逆転。911の走りを存分に楽しめる選択肢として、MT車の価値が年々高まっている今、911は「待ち」なのか? 「買い」なのか?
2022年、ポルシェ 911の中古車相場が大変なことになっています。空冷911はもちろん、水冷911までも価格が高騰し、パッと見ると「もう高くて買えない」「今は買い時じゃない」と思ってしまうほどです。
しかし、逆の言い方をすれば「いつ購入しても価値が下がりにくい」とも言えます。
投資目的などではなく、本当に欲しいから911を買う。そして、買ったらある程度はじっくりと楽しみながら乗りたい。そう考えている人にとっても「下取り価値が暴落する」というリスクを回避できる選択肢だと言うこともできるのです。
では、この911の相場高騰という異常事態はいったいいつから始まり、どんな変遷をたどってきたのでしょうか。
カーセンサーEDGEが創刊した2005年からの17年間の価格推移を振り返ってみると、様々なことが分かってきます。
例えば、2005年時には200万円以下で買えた901型(ナロー)は2014年あたりからすでに値上がり傾向で、最後の空冷である993型の高騰は2020年頃から……などなど。
肝心の今、そして未来はどうなるのか。2005年以前からポルシェの相場を見続けてきた専門家たちは、現在、そして今後の911の相場推移をどう予想しているのでしょうか?
定番にして鉄板のポルシェ 911。今は買い時なのか否かについての解は、今号の本誌特集に見つけることができるでしょう!
▲911の中でも常に高い人気を誇っているのが高性能、軽量化を武器にしたGT3シリーズ。さらに上位のGT3-RSやGT2といった希少モデルになると、もはや手の届かない価格帯に。本体価格が「応談」と表記される物件も増えている▼検索条件
ポルシェ 911 GT3(現行型)× 全国▼検索条件
ポルシェ 911 GT3(996~991型)× 全国
▲発売から50年以上が経過し、もはやクラシックカーの扱いになっている901型。10年ほど前から急激な価格高騰が始まり、今では高根の花に……。しかし、買っても損をしない911の代表格、という言い方もできる
▲「今こそが911の買い時」を証明するかのように、2022年になって991型のMTモデルを購入したのが、モータージャーナリストの島下泰久氏。この991型が自身として9台目の911になるという。長年911を探し続けている相場ウォッチャーでもある同氏は、なぜ、このタイミングで購入に踏み切ったのだろうか▼検索条件
ポルシェ 911(991型)× 全国
▲空冷911とはまた違った理由で相場が高騰している現行の992型。新車デリバリーの遅れなど様々な要因があるが……。今後の価格推移に注目が集まっている▼検索条件
ポルシェ 911(992型)× 全国
▲911を長年扱ってきたエーリストガレージの代表を務める染谷 聡氏。中古911の達人は、2022年の現状と今後の展開をどう予想しているのか? また購入予定者なら気になる下取り価格はどうなるのか? 特集内では2店のプロショップに語ってもらった
【関連リンク】
カーセンサーEDGE 8月号
ポルシェ 911 相場変遷史

【カーセンサーEDGEの購入はこちら】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
“日本の誇り” 日産 R35 GT-Rは果たしてスーパーカーなのか?【スーパーカーにまつわる不思議を考える】
ポルシェの性能に大興奮!? 車好きGENIC 西澤呈が憧れの911を初体験【後編】
ポルシェの性能に大興奮!? 車好きGENIC 西澤呈が憧れの911を初体験【前編】
’07 フェラーリ F430|空力とヘリテージが息づくV8ミッドシップ【名車への道】
光岡 M55とダッジ チャレンジャーは本当に似てるのか問題。アメ車好きにも刺さるのか、ガチ比較してみた!
ラジコンカーを買ってもらえなかった幼少期。その悔しさをバネに、今は憧れのスーパーカーオーナーに!
’73 シトロエン DS|独自のデザインと乗り心地、そのすべてに“哲学”がある【名車への道】
フェラーリの維持費ってどれくらいかかるの? そんなリアルな疑問、専門店に聞いてきた!
~300万では選べない、1000万では高すぎる~ 600万円で探せる一度は乗っておくべきクルマ【カーセンサーEDGE 2025年11月号】
マセラティ MC12ストラダーレ最高額落札の盛り上がりの陰で、マクラーレンの“最終車両”コレクションがひっそりと販売されていた!?









