第2回 ホンダ S2000 【おいしい中古車】
2007/09/12
■ホンダS2000は値上がり確実!?買うなら今しかない!
中古車というものは、月日の経過とともに、年々価格が下がっていきます。「何をいまさら」と思われるかもしれませんが、実はコレ、例外もあるんです。
例えば3年前に500万円で売られていた車が、今でも500万円で売られているといったケースです。その代表格が庶民の夢、フェラーリ。人気のF355やF360モデナなどは今買って、3年後のリセールはかなり期待できます。下手に株なんか手を出すより、確実かもしれないくらいです。
だからと言って、現実的にはそう簡単にはいきません。いくらおいしいことが分かっていても、そもそも1000万円ものお金を誰が簡単に用意できるでしょうか。我々庶民にとってはやはり高値の…いや、高嶺の花なんですね。
そう思ったみなさんにぜひ紹介したいのが、ホンダのS2000。2Lで250馬力(MC後は2.2Lで242馬力)を絞り出す珠玉のエンジンに、スコスコと小気味よくシフトが決まる6MTを組み合わせた生粋のオープン2シータースポーツです。一部の熱狂的ファンに絶大なる支持を受けるこの車も、デビューしてはや8年。そう、もうお手ごろ価格なんです!カーセンサーnetで検索してみると、なんと150万円以下で14台もありました。

↑他のオープンカーを凌ぐ圧倒的な走行性能。インパネも生粋のオープンスポーツだけに、硬質でスパルタンなイメージ
これだけでもオトクですが、実はS2000、巷では近い将来生産中止になると囁かれています。まだ噂レベルというのがこの話のキモで、これが「生産中止です」とメーカーから正式に発表された途端、お店のプライスボードは一気に跳ね上がるでしょう。
■熱狂的ファンの影響で手に入らないときが来る!?
なぜか?これは前述の“一部の熱狂的ファン”が関係します。彼らは生産中止が決まると「今しか買えない!」と一斉に飛びつきます。ところが、現オーナーは手放しません。それはそうです。すでに購入しているということは、憧れてはいたけれどまだ手にしていないファンよりもさらに「熱狂的なファン」なんですから。気に入っている車をそう易々と手放すはずがありません。そうすると需要と供給のバランスが崩れ、高くても売れるという売り手市場が形成されるわけです。

↑ホンダ伝統のVTECエンジンを搭載し、レッドゾーンは9000回転から。シフトストロークは短く、軽快なシフトチェンジが可能
もちろんS2000が必ずそうなると断定はできませんが、この種のスパルタンスポーツは得てしてそういう傾向があるのも確かです。振り返ってみれば、R34GT-RやNSXがそうでした。S2000が欲しいと思っている方はもちろん「ちょっと乗ってみたいな」という程度の方も、今ならまだ噂段階ですから安く買うチャンスです。もしかしたら、生産中止後に売ったとしても、買った時と同じ価格、もしくはそれ以上で売れるかもしれませんよ。
中古車というものは、月日の経過とともに、年々価格が下がっていきます。「何をいまさら」と思われるかもしれませんが、実はコレ、例外もあるんです。
例えば3年前に500万円で売られていた車が、今でも500万円で売られているといったケースです。その代表格が庶民の夢、フェラーリ。人気のF355やF360モデナなどは今買って、3年後のリセールはかなり期待できます。下手に株なんか手を出すより、確実かもしれないくらいです。
だからと言って、現実的にはそう簡単にはいきません。いくらおいしいことが分かっていても、そもそも1000万円ものお金を誰が簡単に用意できるでしょうか。我々庶民にとってはやはり高値の…いや、高嶺の花なんですね。
そう思ったみなさんにぜひ紹介したいのが、ホンダのS2000。2Lで250馬力(MC後は2.2Lで242馬力)を絞り出す珠玉のエンジンに、スコスコと小気味よくシフトが決まる6MTを組み合わせた生粋のオープン2シータースポーツです。一部の熱狂的ファンに絶大なる支持を受けるこの車も、デビューしてはや8年。そう、もうお手ごろ価格なんです!カーセンサーnetで検索してみると、なんと150万円以下で14台もありました。


↑他のオープンカーを凌ぐ圧倒的な走行性能。インパネも生粋のオープンスポーツだけに、硬質でスパルタンなイメージ
これだけでもオトクですが、実はS2000、巷では近い将来生産中止になると囁かれています。まだ噂レベルというのがこの話のキモで、これが「生産中止です」とメーカーから正式に発表された途端、お店のプライスボードは一気に跳ね上がるでしょう。
■熱狂的ファンの影響で手に入らないときが来る!?
なぜか?これは前述の“一部の熱狂的ファン”が関係します。彼らは生産中止が決まると「今しか買えない!」と一斉に飛びつきます。ところが、現オーナーは手放しません。それはそうです。すでに購入しているということは、憧れてはいたけれどまだ手にしていないファンよりもさらに「熱狂的なファン」なんですから。気に入っている車をそう易々と手放すはずがありません。そうすると需要と供給のバランスが崩れ、高くても売れるという売り手市場が形成されるわけです。


↑ホンダ伝統のVTECエンジンを搭載し、レッドゾーンは9000回転から。シフトストロークは短く、軽快なシフトチェンジが可能
もちろんS2000が必ずそうなると断定はできませんが、この種のスパルタンスポーツは得てしてそういう傾向があるのも確かです。振り返ってみれば、R34GT-RやNSXがそうでした。S2000が欲しいと思っている方はもちろん「ちょっと乗ってみたいな」という程度の方も、今ならまだ噂段階ですから安く買うチャンスです。もしかしたら、生産中止後に売ったとしても、買った時と同じ価格、もしくはそれ以上で売れるかもしれませんよ。
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
第2回 ホンダ S2000 【おいしい中古車】/旬ネタ
あわせて読みたい
【試乗】新型 テスラ モデルY|もはや走りにも文句はなくなり全方位進化でBEV最強の1台へ!
先代ヴェルファイアなら150万円後半で買える!? トヨタ人気ミニバン、新型との違いや中古車価格、オススメな選び方を解説!
【試乗】新型 アウディ A5|堂々たるサイズの新ネーミング基幹車種、ベーシックモデルも必要十分に実用的!
三菱 デリカD:5の新車価格がアップ……。だったら中古車も見てみませんか? 価格や流通台数、オススメを解説
【試乗】新型 BMWアルピナ B4 GT|Dセグメントセダン最上! 良質なライドフィールを濃密に楽しめる“実用スーパーカー”
自由と絶景とハプニング! ルノー アルカナで行く神様が集まる「神津島」への旅
アルファードが先代なら100万円台後半から狙える? トヨタの人気国産ミニバン、中古車価格や今オススメの買い方・選び方、新型モデルとの違いを解説!
【試乗】トヨタ ランドクルーザー70(再々販モデル)|現代に蘇らせた意味を再考する
【試乗】新型 BYD シーライオン7|BEVの特性を生かした足回りでワインディングも器用に走る上級クロスオーバーSUV!
レガシィアウトバック生産終了の裏で、先代中古車が100万円台から狙える状況に! スバル人気クロスオーバーSUVの最新価格、オススメな買い方・選び方を解説