ホンダ ブリオMUV【スクープ!】
2013/06/27

ホンダが新興国向けに開発するコンパクトカー、ブリオをベースとするMUV(マルチユーティリティビークル)を投入するようだ
全世界販売600万台に向けて新興国戦略を強化
ディーゼルを設定し、成長続くインドも攻略
いまや自動車産業の主戦場となった新興国マーケット。メーカー各社は、贅を尽くした高級車や超ド級のスポーツカーから庶民の手が届くエントリーカーまで、多彩な車種を用意し販売シェアを激しく争っている。
ホンダは2011年5月に5ドアハッチバックのブリオを、タイを皮切りにアジア各国で発売した。ブリオは旧型フィットをベースに開発された車。タイ政府のエコカー認定を受けており、生産関連の投資や車体にかかる物品税が優遇されている。さらに、2012年暮れにはセダンボディのブリオアメイズも投入されている。
ホンダはこのシリーズにMUVを加え販売台数の上積みを狙う。アジア各国でこの手の多目的車が売れているかというとそうでもない。ブリオの出発点となったタイでは、まだまだマイナーな存在といえる。
逆に、インドやインドネシアでは多目的車の人気が高く、メーカー各社はこぞって投入している。例えばインドネシアでは、スズキがエルティガを、ダイハツはセニアを販売、マツダはエルティガをOEM調達して販売している。
さて、ブリオMUVだが、パワートレインには1.2Lと1.5Lの直4ガソリンだけでなく、ディーゼル人気が高いインド市場向けに1.5Lディーゼルも設定するようだ。このディーゼル、ホンダ独自の次世代環境技術「アースドリームテクノロジー」に基づいて開発された最新ユニット。燃費はもちろん騒音や振動も控えめだという。
新興国を中心として2014年に発売される模様だ。
※2013年6月27日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
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