現行モデルからイメージを一新する次期シエンタ
2014/12/16
▲次期トヨタ シエンタの予想イラスト。ホイールベースが延長され居住空間がさらに拡大されるようだ。スライドドア後端の湾曲した開口線も特徴的
ロングセラーモデルがついに2代目へ進化
トヨタの乗用車ラインナップの中で、異例のロングセラーとなったコンパクトミニバンのシエンタが、2015年6月に2代目へとバトンタッチされる。スクープ班がつかんでいる次期シエンタに関する情報をご紹介しよう。
次期シエンタはライバルであるホンダ フリードを相当意識したものになるようだ。まずは、フリードスパイクのようにリアがスロープ仕様になっていて、レジャーシーンでも活用できるモデルがラインナップに加わる。このスロープ仕様は福祉車両への転用も視野に入れたものに違いない。また、1.5Lのハイブリッドも用意。通常モデルは1.5Lガソリン車となるが、こちらも電動VVT(可変バルブタイミング機構)や、クールドEGR(排出ガス再循環システム)、アトキンソンサイクルなどが採用され、環境性能の改善が図られる。
▲写真は、現行シエンタ。当時のホンダ モビリオに対抗して開発、2003年に発表されたコンパクト3列シート車だ。丸目マスクや曲線基調のデザインが特徴的
次期シエンタのエクステリアだが、前進感を表現したデザインへと生まれ変わるとみられる。ブラックアウトされたAピラーや、フォグランプからヘッドランプ脇へとつながる黒いライン、スライドドア下部にアクセントを添えるガーニッシュなど、目を引く要素が増えてインパクトが強化される。なお、ヘッドランプは丸目を卒業するものの、目尻には現行モデルの面影として短冊状のデザイン処理が残される。光源にLEDが新採用されるであろう点も見逃せない。
装備では、スマートドアロックがエンジン始動も行えるスマートエントリーへと進化する他、前席サイドに加えてカーテンエアバッグも設定されるようだ。さらに、ハイブリッド仕様では、大容量バッテリーの強みを生かして1500Wまでの給電機能を有するAC100Vコンセントが選択可能になるとみられる。何せ現行モデルのデビューは10年以上も前のこと。装備水準が大きく進化し、現代に合わせられることとなるだろう。
※2014年12月16日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2015年6月
■全長×全幅×全高:4200×1695×1670(mm)
■搭載エンジン:1.5L+モーター他
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