現行ミニ5ドアのクーパーSを新車で買う? それ、ちょっともったいないかもしれません
カテゴリー: クルマ
タグ: ミニ / ハッチバック / 女性向け / 男性向け / スタイリッシュ / AT / FF / デート / 買い物 / モテ / ドライブ / ミニ / インテリア / エクステリア / スタイル
2016/04/25

今、走行数十kmからせいぜい0.2万kmぐらいまでの中古車が大漁です!
昨今の輸入ハッチバックの中では最もおしゃれでポップな存在のひとつであり、車としての実力も申し分ない現行ミニ。その新車を狙っている人も多いかと思いますが、ちょっと待ってください!
中古車市場には今、走行数十kmからせいぜい0.2万kmぐらいまでの「ほとんど新車みたいな中古の現行ミニ」があふれているのです。もちろん「ほとんど新車みたい」とはいえ中古車ですから、その価格は新車よりもお手頃です。新車を狙うのはステキですが、そういった中古車にも注目してみてはどうでしょうか?
ご承知のとおり現行ミニは大きく分けると3ドア版と5ドア版の2種類があり、今回注目していただきたいのは5ドアの方です。その理由は「5ドア版の中古車の方が価格面でのうまみがデカいから」です。編集部調べによれば、3ドアの「ほとんど新車みたいな中古ミニ」の相場は、実は新車価格とさほど大きくは変わらないのです。しかし5ドアの、それも「とあるグレード」に関しては、中古車の方のお買い得感が絶大です。それゆえ今回は現行ミニの5ドアに絞った形で話を進めていきたいと思います。
さらに、5ドアの「後ろにもドアが2枚ある」という事実は、家族がいる人間にとってはかなりありがたいものです。ミニ5ドアの後席居住空間は普通の5ドア車と比べるとやや手狭なのですが、お子さまの塾やスポーツクラブの送り迎えなどで頻繁に乗り降りをする場合は、ドアがあることが何よりも重要なことだと思います。


ただワンとクーパーに関しては新車で買うのがオススメかも?
さて、2016年4月14日現在、カーセンサーnetに掲載されている走行0.5万km以下の15~16年式ミニ5ドアは全部で180台。そのうち122台が走行0.1万km以下で、さらにその中の96台が走行500km以下なのです。……「市場には今、ほとんど新車みたいな中古の現行ミニ5ドアがあふれている!」と叫んでいる理由、おわかりいただけるかと思います。
どうしても新車じゃないと気が済まない人に無理やりオススメするつもりはありませんが、「書類上はまっさらな新車じゃなくても、コンディションがそれに近くて、そして予算面で確実におトクなのであれば、わたしは中古車でも全然構いませんよワハハハ!」というおうような感覚を持ちあわせている人には強くオススメしてみたい、昨今の現行ミニ5ドア中古車なのであります。
ただし、いくつかの注意点はあります。それは「グレード選びは慎重に」ということです。
登録済み未使用車やそれに近い状態の現行ミニ5ドアは、確かに新車価格と比べてお手頃ではあるのですが、そのお手頃度はグレードによって大きく異なります。中古車の方が「かなりお得」なグレードもあれば、「新車とそう大きくは変わらないな……」というグレードもあるということです。
具体的に見てみますと、最もベーシックなグレードであるワン5ドア(新車価格255万円)の走行0.1万km以下の中古車価格は、おおむね230万~270万円といったところ。率直に言って新車よりも断然おトクとは言いがたい価格水準です。
中間グレードのクーパー5ドア(新車価格298万円)だとどうでしょうか? こちらの走行0.1万km以下の中古車価格は270万~310万円付近で、ワン5ドアと比べるとややお買い得度が増している感もなくはないが、それでも微妙でしょう。「このぐらいの価格差ならいっそ新車を……」と思うのが人情かもしれません。

でも5ドアのクーパーSなら高年式中古車が断然おトク!
しかし、最上級グレードにあたる「クーパーS 5ドア」になると話は少々変わってきます。
クーパーS 5ドアの新車価格は357万円。そして走行0.1万km以下の中古車は290万~350万円付近に遍在していますが、ボリュームゾーンは300万~320万円あたり。……値が張る各種パッケージオプションが装着済みでこの値段なわけですから、つるしの新車価格357万円に対してかなりの優位性があると思うのですが、どうでしょうか。
結論として、もしもあなたが現行ミニの新車を狙っているなら、そしてそれが5ドアのクーパーSであるならば、走行0.1万km以下の中古車に注目してみる価値は十分にあります。さらに、「走行0.1万km以下といわずに0.5万km以下ぐらいでも御の字だよ!」と思えるのであれば、想定される中古車価格はさらに安値圏となるでしょう。
初回車検までの期間が(新車と比べると)やや短いということや、「完全にまっさらな新車ではない」という部分に抵抗を感じる人もいるかもしれません。しかし新車購入と違って自動車重量税を支払う必要がなかったり、4月1日以降に購入する場合はその年度の自動車税も不要であるなど、中古車ならではのメリットもたくさんあるものです。超高年式ミニ5ドアが市場にあふれている今のうちに、ぜひご検討いただけましたら幸いです。


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ミニ ミニ(3代目・現行型)×5ドア×全国この記事で紹介している物件
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