ホンダ フリード 【ちょい乗り試乗】
2008/06/18
■ちょうどよいサイズは、贅沢すぎないサイズかも…
ホンダフリードの試乗会に参加してきました。これを書いている時点で、発表後2週間で1万台を販売したという情報が。
売れてます。
見た目が、何かに似ているなぁと思っていましたが、試乗会場でようやく気づきました。M・ベンツのBクラスです。ワンフォルムとか、ボディ横の彫りの感じとか。せっかくですから、ちょっとサイズを比べてみましょう。
フリード:全長4215mm×全幅1695mm ×全高1715mm
Bクラス:全長4270mm×全幅1780mm ×全高1605mm
似てますよね。Bクラスは5人乗り、フリードにも5人乗りはありますが、同じサイズで7&8人乗りまであるのが凄いところ。もちろん、低価格(163万8000円〜225万7000円)も。
まずは7人乗りのGエアロに試乗。15インチアルミホイールが標準だからでしょうが、細かいコツコツは拾いますが、不快な硬さというわけではありません。先日同社のストリーム2.0RSZに乗る機会があったのですが、それと同じ感覚。ストリームよりは背の高い、見た目からしてミニバンらしいフリードですが、運転していると後席以降の重さをあまり感じません。後席を振り返ってみてようやく「あ、3列あるんだった」と気づくような。ステップワゴンほど広々していませんが、ストリームほど乗用車っぽくない。
また、大人3人で3列それぞれに座ってみたのですが、膝元は2列目&3列目ともこぶし一つほどの余裕があります。この辺は、メーカーが広告で訴えるように、絶妙のサイジングだと思います。
3列目もステップワゴンと同じシートですから、座り心地も同じ。ストリームほど窮屈ではなく、体育座りチックな格好をしないで、大人が普通に座れます。
では、走ってみてどうか? 大人3人で街中は不満がありません。発進時も十分力があります。ただし、坂道だと少しアクセルを踏んでやる必要があります。追い越しでも同じ。
とはいえこの車、普段はお母さんの買い物などに使われることが想定されています。そういう使い方なら十分だと思いますし「もっとパワーが欲しい」となれば、ステップワゴンをどうぞ、ということでしょう。
もう一台、5人乗りのフレックスにも乗りました。こちらもエアロでしたので15インチ。乗り心地はほぼ同じでしたが、7人乗りよりもっとゴツゴツを拾う感じがありました。個体差かもしれません。
両車ともAピラーが前に大きく張り出し、フロントドアには三角窓もあり、開放感があります。またフレックスはオプションでスカイルーフが選べますから、これがあるとかなり室内が明るく、気持ちいいです。
試乗会場には無限のエアロをまとったモデルが置いてありましたが、これが結構カッコイイ。さらに5人乗りのフレックスのラゲージを機能的にしてくれるオプション類も豊富に揃えられていました。ちなみに試乗“犬”モデルまでいました。確かにフレックスならケージごと愛犬とお出かけしやすいはずです。
先代のモビリオに対するメーカーの反省点は、3列目が狭く、また多人数での坂道がつらいこと。フリードはそれらのネガをつぶした車であることは間違いありません。ただ人間というのはなかなか欲深いもので(笑)これに乗ると「確かに8人座れるけど、もう少し広々感が欲しい」とか「もうちょっとパワーが欲しい」と思ってしまうかも。とはいえこのガソリン高。それを考えるとやはりこれが「ちょうどいい」になるのではないでしょうか。
同社では、ステップワゴンなどからのダウンサイジングのお客様も覚悟しているのだとか。もちろんメインターゲットはライバル社の2Lクラスミニバンからの乗り替えですが。果たして、2週間で1万台売れたその内訳はどうだったのでしょうか? 気になるところです。
【ホンダ フリードのカタログを見る】
ホンダフリードの試乗会に参加してきました。これを書いている時点で、発表後2週間で1万台を販売したという情報が。
売れてます。
見た目が、何かに似ているなぁと思っていましたが、試乗会場でようやく気づきました。M・ベンツのBクラスです。ワンフォルムとか、ボディ横の彫りの感じとか。せっかくですから、ちょっとサイズを比べてみましょう。
フリード:全長4215mm×全幅1695mm ×全高1715mm
Bクラス:全長4270mm×全幅1780mm ×全高1605mm
似てますよね。Bクラスは5人乗り、フリードにも5人乗りはありますが、同じサイズで7&8人乗りまであるのが凄いところ。もちろん、低価格(163万8000円〜225万7000円)も。
まずは7人乗りのGエアロに試乗。15インチアルミホイールが標準だからでしょうが、細かいコツコツは拾いますが、不快な硬さというわけではありません。先日同社のストリーム2.0RSZに乗る機会があったのですが、それと同じ感覚。ストリームよりは背の高い、見た目からしてミニバンらしいフリードですが、運転していると後席以降の重さをあまり感じません。後席を振り返ってみてようやく「あ、3列あるんだった」と気づくような。ステップワゴンほど広々していませんが、ストリームほど乗用車っぽくない。
また、大人3人で3列それぞれに座ってみたのですが、膝元は2列目&3列目ともこぶし一つほどの余裕があります。この辺は、メーカーが広告で訴えるように、絶妙のサイジングだと思います。
3列目もステップワゴンと同じシートですから、座り心地も同じ。ストリームほど窮屈ではなく、体育座りチックな格好をしないで、大人が普通に座れます。
では、走ってみてどうか? 大人3人で街中は不満がありません。発進時も十分力があります。ただし、坂道だと少しアクセルを踏んでやる必要があります。追い越しでも同じ。
とはいえこの車、普段はお母さんの買い物などに使われることが想定されています。そういう使い方なら十分だと思いますし「もっとパワーが欲しい」となれば、ステップワゴンをどうぞ、ということでしょう。
もう一台、5人乗りのフレックスにも乗りました。こちらもエアロでしたので15インチ。乗り心地はほぼ同じでしたが、7人乗りよりもっとゴツゴツを拾う感じがありました。個体差かもしれません。
両車ともAピラーが前に大きく張り出し、フロントドアには三角窓もあり、開放感があります。またフレックスはオプションでスカイルーフが選べますから、これがあるとかなり室内が明るく、気持ちいいです。
試乗会場には無限のエアロをまとったモデルが置いてありましたが、これが結構カッコイイ。さらに5人乗りのフレックスのラゲージを機能的にしてくれるオプション類も豊富に揃えられていました。ちなみに試乗“犬”モデルまでいました。確かにフレックスならケージごと愛犬とお出かけしやすいはずです。
先代のモビリオに対するメーカーの反省点は、3列目が狭く、また多人数での坂道がつらいこと。フリードはそれらのネガをつぶした車であることは間違いありません。ただ人間というのはなかなか欲深いもので(笑)これに乗ると「確かに8人座れるけど、もう少し広々感が欲しい」とか「もうちょっとパワーが欲しい」と思ってしまうかも。とはいえこのガソリン高。それを考えるとやはりこれが「ちょうどいい」になるのではないでしょうか。
同社では、ステップワゴンなどからのダウンサイジングのお客様も覚悟しているのだとか。もちろんメインターゲットはライバル社の2Lクラスミニバンからの乗り替えですが。果たして、2週間で1万台売れたその内訳はどうだったのでしょうか? 気になるところです。
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