オリンピック開催までに登場か? DNGAプラットフォーム搭載の次期タント
カテゴリー: クルマ
タグ: ダイハツ / 軽自動車 / タント / ニューモデルスクープ!
2018/04/22
▲次期タントは、ライバル車に負けない大きなグリルと、エアインテークを身につける。同じマーケットで暴れている、ホンダ N-BOXに勝るとも劣らない迫力を携えて登場するだろう。新世代シャシーの採用が楽しみだ6年のモデルライフをまっとうして登場か
ダイハツの看板車種であるタントの世代交代が、2017年12月16日に紹介した記事での予想次期より遅れそうだ。商品力の維持を目指して、一部改良が繰り返して行われているのも、次期モデルの登場が当分ないことの暗示かもしれない。
ダイハツは車づくりを大きく見直す契機として、DNGA(ダイハツ ニュー グローバル アーキテクチャ)を策定し、その下で次世代モデルの開発を急ピッチで進めている。
DNGAとは、軽自動車を核とした車づくりを推し進め「小から大」の発想に基づいて、当然ながらコンパクトカーを手がけることも想定している。
具体的には「良品廉価」をキーワードにコストを抑えながら、次世代シャシーを開発して、環境性能や安全性、快適性を向上させる目論見だ。
また、軽自動車マーケットで、衝突被害軽減ブレーキをいち早く実用化したスマアシに続く先進技術の起用。ダイハツ車の所有を通して、豊かな人生経験をもたらすコトづくりにも取り組んでいくという。
2017年の東京モーターショーで披露されたコンセプト
DNGAを搭載したコンセプトとして、2017年の東京モーターショーに出展されたモデルが、DN Uスペースだ。誰がどう見てもタントの将来像を示したモデルであったことは言うまでもない。
出展車のエクステリアには、クリーンな面構成や、初代を思い起こさせる丸みを帯びたヘッドランプが用いられており、内装では、助手席を前方に格納して、歩道側から運転席に乗り込むアイデアが盛り込まれていた。
過去の事例から見ても、ここまでカタチになっていることを加味すれば、4代目となる次期タントは、コンセプトカーの披露から1年以内、すなわち2018年内にも登場するだろうと予想したくなる。
しかし、調査を進めるにつれ、次期タントの登場は2019年後半。遅ければ20年前半にまでズレ込む可能性があるとの情報が得られた。
ダイハツとしては、DNGAプラットフォームが完成する前の中途半端なタイミングで、モデルチェンジを急いだ結果、発売からの年月が浅いうちに、旧世代コンポーネントがベースの車になってしまうのを嫌って、次世代シャシーの完成を待ちたいところだろう。
そのためにも、現行モデルには引き続き、改良や特別仕様車リリースが行われ、少なくとも今後1年半は継続販売されるとの見方が強い。
▲大空間軽ワゴンの使い勝手を高めた提案として、2017年の東京モーターショーでダイハツが出品したDN Uスペース。現行タントゆずりのドア内蔵センターピラーに加え、格納式助手席が起用され、歩道側から乗り降りできる使い方を提示
▲2013年デビューの現行3代目タント。ボンネットフードやハッチゲートが樹脂化され、運転席側のスライドドア化にも関わらず、重量アップを回避。衝突被害軽減ブレーキのスマートアシストも新採用されたライバルの動向にジッと我慢で耐えるタント
ホンダ N-BOXとスズキ スペーシアが、相次いで一新されたため、市場でのバッティングは避けられない。ダイハツにとっては決して楽観視できる状況ではない。
しかしながら、ユーザーは待たされる分、商品力の高い次世代モデルが手に入れられると考えて、間違いないだろう。
高価なリチウムイオン電池を用いて、高燃費を追求しているスズキとは違ったアプローチ、すなわち価格上昇を避けながら日常の維持費低減に貢献する技術が盛り込まれることも考えられるだけに、今後もダイハツの車づくりから目が離せない。
※2018年4月22日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2019年12月
■全長×全幅×全高:3395×1475×1750(mm)
■搭載エンジン:660cc 直3
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