ヤリスGRは、なんと自動運転でドリフト走行が可能に!?
カテゴリー: クルマ
タグ: トヨタ / ヤリス / ヴィッツ / ニューモデルスクープ!
2018/08/21

新開発3気筒ターボを採用
18年ぶりの参戦にも関わらず、トヨタがWRCで健闘している。活躍しているのは、日本名ヴィッツことヤリスだ。このスポーティなイメージが市販車のプロポーションに生かされることは想像に難くない。
TNGA-Bプラットフォームの完成に合わせて、2020年に送り出される次期ヴィッツ、改めヤリス。GRがカタログモデルとしてラインナップされることも見逃せない。このGRには、1.6L直3ターボが搭載され、4WDの駆動方式によって、高い限界性能が与えられる。まさにホットハッチの再来だ。
搭載されるエンジンは、直4ではなく直3である点が興味深い。トランスミッションは、6速MTおよびAT。当然ながら内外装は、標準車と作り分けられる。中でも目を引くのは、ワイドトレッド化と、それに伴って拡幅される前後フェンダーだろう。一説によると、全幅は1800mmに達するともいわれている。
ヤリスGRには驚きの機構も用意される。それは、自動運転によってドリフト走行が体感できるというシステムだ。
ナビに含まれるGPSが、自車位置をサーキットであると認識していることを前提に、ステアリングやスロットル、駆動系を制御してドリフト走行を自動で行えないか? というアイデアがトヨタ社内で持ち上がっており、開発が進められている。
GPSを活用して、サーキット内に限ってリミッターが外せる機構は、日産がGT-Rで実用化済みだが、そこに自動運転を組み合わせるとは奇想天外。「自動運転=事故を減らすための安全デバイス」という既成概念を崩すような話だけに、ぜひ実用化に向けて取り組んでほしい。
お披露目は国内開催のWRC会場か
WRCラリーの国内開催を目指して、招致準備委員会が立ち上がっている。候補地は愛知県と岐阜県に渡る一帯。まさにトヨタのお膝元といえる場所が有力視されている。
開催されることを前提に、トヨタは会場に次期ヤリスGRのコンセプトモデルを展示する計画も練っているが、「実車を見せるには早すぎるのではないか?」といった懸念の声も上がっているようだ。
かと言って、いまさら現行モデルのボディをまとったコンセプトモデルでは、来場者の心も引きつけられないだろう。はたしてラリージャパンの場をトヨタはどのように活用するのか。
標準車は仕向地ごとに仕様が違う
2020年初頭に送り出される次期モデルで、最大のニュースとして注目を集めそうなことは、前述のとおり国内仕様のネーミング変更だ。3代にわたって親しまれてきたヴィッツの名称は現行モデル限りで廃止され、次の世代交代では海外向けと同じヤリスに改称される。
次期ヤリスの標準車は、国内外で全幅が異なり、国内向けは5ナンバー枠に収まる1700mm未満、海外仕様は踏ん張り感のある姿を実現する狙いで、1700mmオーバーに設定される見通しだ。
トレッドをそのままに、フェンダーパネルの作り分けによって差別化が図られるようだ。

※2018年8月21日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2020年以降
■全長×全幅×全高:3995×1800×1455(mm)
■搭載エンジン:1.6L 直3+ターボ
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