三菱 パジェロに続き、あの老舗ブランドも? もうじき生産終了となる車たち
カテゴリー: クルマ
タグ: トヨタ / 日産 / ホンダ / 三菱 / ハッチバック / ミニバン / SUV / RV / スパイダーザガート / キューブ / S660 / パジェロ / エスティマ
2019/10/20
▲1982年に初代がデビューした三菱 パジェロ。ラリーでの活躍が追い風となって、RVブームをけん引したが、業績不振や環境対応がネックになって販売は低迷。2019年8月に生産を終了次に消える車はどれだ……!?
2019年4月に発表されたように、三菱は今年8月でパジェロの国内向け生産および販売を終了させた。そして、この老舗モデルに続き、新たに2車種の生産終了が明らかに。スクープ班が確認したところ、どちらもメーカーが正式に終了を認めた。
まず1台目は、トヨタの天才タマゴとして、流線型フォルムが長年にわたって支持されてきたエスティマだ。
1990年に初代が国内導入。75度も傾けられた直4エンジンが床下に搭載されて、まるで宇宙船を思わせるコックピットとシートで、未来感を演出した。
追って国内線用のナローボディ(5ナンバー幅)をまとったルシーダ/エミーナが加わり、大ヒット。
2代目からはFFシャシーが用いられ、ハイブリッド仕様のラインナップも。現行3代目は2006年から販売されるロングセラーモデルだ。そして間もなく生産が終わり、ブランドが消滅する。
▲ミニバンの先がけとして、1990年に登場したトヨタ エスティマ。初代は床下にエンジンが搭載されていたが、2代目でFF方式に転換。3回のマイナーチェンジで延命されてきた3代目は2019年10月に生産終了されるもう1車種は、1998年に発売されてから20年以上にわたって、日産のコンパクトカー商品群の中で名をはせてきた、キューブだ。
初代は低価格の背高ワゴンとして、当時ヒット作に恵まれていなかった日産を救った。
衝撃の左右非対称デザインで、日本のモノづくりのユニークさを見せつけた2代目は、海外からも注目を集めた。
現行3代目も10年以上のロングセラーとなっているが、「2020年1月より適用される、新法規に一部対応できないため、19年12月をもって生産を終了する」と日産広報部は説明している。
▲マーチのコンポーネントを使って開発され、1997年に発売された日産 キューブ。2002年デビューの2代目は、左右非対称デザインや、横開き式ゲートで注目を集めた。現行3代目は08年から販売中だが、19年末に終了するまだまだ続く、消滅ブランド
スクープ班が入手した情報によると、前出の車以外にも生産終了が取り沙汰されている車種は、いくつかある。
日産の販売現場では、ティアナの生産終了が予告されているというから、早ければ2019年末をもって打ち切りになるかもしれない。
レクサスでは、ESの国内導入に伴い、GSが廃止されるとの情報も得ているが、いまのところオーダーストップの動きはまだないようだ。
メーカーごとの環境性能(平均燃費)に影響を及ぼすとの理由から、30年の歴史を誇る、スバルのEJ型エンジンも寿命を全うすることが決まっている。
ホンダは、地域専用車の集約と削減を進め、S660やN-BOXスラッシュ、ジェイドを現行モデル限りで廃止する模様だ。
▲スクープ班が入手した情報によると、ホンダはS660の世代交代を断念したようだ。CR-Z同様、いずれブランドが消滅する公算が大きい。他にもN-BOXスラッシュが世代交代を迎えることなく消滅する※2019年10月18日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
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