トヨタ ランドクルーザー ▲背負式スペアタイヤやフレーム構造のクロカンに2.7L 直4ガソリンが搭載される予定のランクルミニ。販売終了後も人気のFJクルーザー同様ファッショナブルアイコンとなりそうだ

※当記事はムックハウス社の発行する雑誌「マガジンX」編集部より寄稿いただたものです。内容は雑誌の内容をWEB用に一部再編成しています。マガジンXの詳細は記事末のリンクをご確認ください

小さくても本格クロカン

ランクルファミリーの末っ子として登場が期待されるモデルがランクルミニだ。待望の国内導入スケジュールが聞こえてきた。

早ければ2025年末にもラインオフするランクルミニは2026年春に国内導入される模様だという。
 

トヨタ ランドクルーザー▲搭載予定だった2.8L 直4ディーゼルターボは写真のランドクルーザー250をはじめハイエースや日野 デュトロに採用されるなど引き合いが多く、ユニットの供給がひっ迫しているため見送られる模様

ガソリンエンジンのみでの展開か

国内デビュー時に設定されるのは2.7L 直4ガソリンのみでディーゼルは用意されないという。2.8L 直4ディーゼルターボはランクル、ハイエースなど引き合いが多いことからランクルミニでは見送られる模様となっている。

かつてのFJクルーザー同様、ランクルミニは限界性能や実用性よりもファッション性の高さがウリに掲げられる。ひとまず、ガソリン車のみ単グレードでの国内投入にとどまりそうだ。

同車は全長4350mm程度の小型オフローダーながらモノコックではなく、フレーム構造に仕立てられて高い耐久性が与えられる。

ランクルのDNAを継承

フロントマスクには往年のランクルを思い起こさせる丸目ランプと「TOYOTA」のバラ文字が備わり愛嬌のある表情が作り出される。

ボディ側面では兄貴分のランクル250同様、リアドア途中でウエストラインがキックアップする。切り立った車体後部には横開き式ゲートが採用されいまや珍しくなった背負式スペアタイヤを装着。

ランクルミニはタイやインドネシアといった新興市場をターゲットに定めて販売されているIMVシリーズの一環として開発されている。そのため、国内で生産される可能性は低く販売休止中のハイラックスと同じくタイから輸入される可能性が高い。

文/マガジンX編集部
写真/トヨタ
※2025年9月26日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません。

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トヨタ FJクルーザー(初代)