第44回 ダイハツ コペン アルティメットエディションII メモリアル 【見つけたら即買い!?】
2008/11/05
■上質な味わいとスポーティさを備えた軽オープン
かつては、ABCトリオと呼ばれた『A=AZ-1/B=Beat/C=Cappuccino』の3台が人気を博し、盛り上がりを見せていた軽スポーツ。しかし軽自動車は今、ファーストカーとして十分に役割を果たすほどに進化し、趣味性の強い軽スポーツは絶滅の一途を辿っています。そんななか、唯一気を吐いているのがダイハツ コペンです。今回の即買いは、コペンのなかでも「ULTIMATE=究極の」という言葉をグレード名にもつ、ダイハツ コペン アルティメットエディションII メモリアルを紹介します。


前述のとおり、ABCトリオは惜しまれつつ姿を消したワケですが、取って代わるようにデビューしたのがコペン。同社のミラベースのため駆動方式はFFですが、サスペンションに専用のチューニングを施すなど、本気度は満点、スポーティな走りを十分満喫できます。
そのスポーツ性能に負けない魅力が、軽自動車初となる電動開閉式ルーフを採用していること(軽量のデタッチャブルトップ仕様もアリ)。20秒ほどで開閉可能なこのルーフが、コペンの魅力をさらに際立たせていると言えます。
そんなコペンに「アルティメット=究極」の名を飾ったアルティメットエディションII。ただ走行性能を高めるだけでなく、“プレミアム”というエッセンスをプラスし、一介のスポーツモデルにはとどまらない上質感を併せもっているのが特徴です。では、その内容を見ていきましょう。



▼エクステリア
・ブラックメッキフロントグリル
・クリアクリスタルリアコンビランプ
・アルティメット専用サイドエンブレム
・クリアハイマウントLEDストップランプ&サイドターンランプ
・ビルシュタインテールエンブレム
▼インテリア
・アルカンターラレカロシート(シートヒータ付き、キャメル or オレンジ)
・MOMO製本革ステアリング(オーナメント キャメル or オレンジ)
・シャインブラックセンタークラスターパネル
・ホワイトメーター
▼走行性能
・ビルシュタイン製ショックアブソーバー
・リアパフォーマンスブレース(ねじれ剛性アップ)
・BBS製15インチアルミホイール
レカロシートやビルシュタインサス、BBSのホイールなどは、従来のアルティメットエディションから引き継がれているものですが、エクステリア&インテリア回りの装飾パーツはエディションIIから新たに採用された装備です。内外装の装飾品を身につけることで、グッと精悍さが増したように感じます。ボディカラーは9色ありますが、中古車で探すなら渋みがあって大人っぽいダークレッドマイカを狙いたいものです。
実用性が多く語られる軽自動車のなかで、オープンスポーツというエッジの立った個性とプレミアムを両立させたコペン アルティメットエディションII。気になった人は「コペン アルティメット」と入れて探してみてください。
<カーセンサーnet編集部・フクダ>
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
第44回 ダイハツ コペン アルティメットエディションII メモリアル 【見つけたら即買い!?】/旬ネタ
あわせて読みたい
日々のチョイ乗り車を探しているけど、EVは眼中にない! っていう方、損はさせないから聞いてほしい。日常使いでも超優秀な大容量EV「N-VAN e:」の話
ホンダ N-ONE e:がかわいすぎる! でも……EVはキツイなら「EVじゃないN-ONE」はいかが?
Cクラスはもはや大きすぎる……ならお得に買えるCLAクラスかAクラスセダンはどう? モデル比較、オススメの狙い方を解説
えっ、現行型ジムニーが100万円台前半から買える? 流通台数も4000台を突破した中古車状況、オススメの選び方を解説!
【試乗】新型 ボルボ XC60|軽快感はそのままにさらに静かに進化。ベストセラーミッドサイズSUVがマイナーチェンジ
【試乗】新型 ルノー キャプチャー|オススメは驚くほどきめ細やかな制御をするフルハイブリッドのE-TECH
【メリハリ堅実タイプ診断】3つ以上当てはまった「合理性とこだわり」をもって商品を選ぶ方にオススメの軽自動車5選
新型ダイハツ ムーヴもついにスライドドアに……。あえて“非スライド”を選びたい人にオススメの5選
「総額65万円以下で狙える足車ならコレ!」買い物・通勤・送迎……日々の暮らしを支えてくれる“ちょうどいい”軽自動車5選
【試乗】新型 フィアット 600ハイブリッド|ドライバーをとりこにするハンドリング、これぞイタリアンコンパクト!