第15回 低燃費&高年式のスズキ スイフト(現行型) 【エコカーより安い「eco円」カー】
2010/01/19
高年式だけどライバルのコンパクトカーと同じeco円
eco円について
車両本体価格÷10・15モード燃費とは、10・15モード燃費で 1km/Lあたり稼ぐためにいくら支払うのかを見る指標。それが「eco円」です。安くて燃費が良い車ほど、数値が低くなります。つまりそれだけ環境にもお財布にも優しいというわけです。
今回取り上げたのはスズキ スイフト(現行)。エコカー減税対象車でバリバリの現役ですが、修復歴があるおかげかここまで安いのです。しかし、ここの販売店は修復歴車の仕入れに慣れており、この車の場合はサイドメンバーなど衝撃吸収部分だけの修復歴ですから、走りには影響がないとのこと。さらに販売前に今一度点検整備し、必要な部分があれば修理を追加するので安心です。
取材車両は2007年5月のマイナーチェンジ時に追加された、燃費の良い1.2L(20.5km/L)+CVTモデル。eco円は約1万6000円と、以前紹介したトヨタ ヴィッツ(旧型)やホンダ フィット(旧型)とほぼ同じですが、なにしろ2008年式と高年式車ですから、かなりお買い得感があります。
取材車両は2007年5月のマイナーチェンジ時に追加された、燃費の良い1.2L(20.5km/L)+CVTモデル。eco円は約1万6000円と、以前紹介したトヨタ ヴィッツ(旧型)やホンダ フィット(旧型)とほぼ同じですが、なにしろ2008年式と高年式車ですから、かなりお買い得感があります。
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賞賛されるほどいい車なのに、ワゴンRより安い…
2004年11月にデビューしたスイフト。スズキが本気で世界を狙った渾身の一作です。デザインだけでなく、走行性能も欧州で仕上げられ、見た目も乗り心地も日本車というよりは欧州車。2005-2006年グッドデザイン賞を受賞したり、自動車評論家をはじめ各方面から賞賛されている車なのです。
ところが、スズキ=軽自動車のイメージが強いせいか、同社の軽自動車ワゴンR(旧型)の同年式車と比べると、平均価格はワゴンRのほうが高いのです。
マイナーチェンジで加わった1.2L+CVTモデルの10・15モード燃費は、前述のとおり20.5km/L。それまでの1.3L+4ATより2.5km/Lも向上しています。
ところが、スズキ=軽自動車のイメージが強いせいか、同社の軽自動車ワゴンR(旧型)の同年式車と比べると、平均価格はワゴンRのほうが高いのです。
マイナーチェンジで加わった1.2L+CVTモデルの10・15モード燃費は、前述のとおり20.5km/L。それまでの1.3L+4ATより2.5km/Lも向上しています。
快適&便利な装備は揃っています
取材車両は高年式車で走行距離が少ないこともあって、キズや凹みがほとんどありません。内装も同様にとてもキレイ。シートに汚れやシワもありませんし、ラゲージも同様です。
1.2.XGは上級グレードのXSに対し、カーテン&サイドエアバッグやフォグランプ、本革巻きステアリング、ターンランプ内蔵ドアミラー、アルミホイールなどがないだけで、快適装備はほぼ同じ。エアコンもフルオートですし、キーレスエントリーも備わっています。それで新車時価格119万7000円がもうこの価格なのですから、驚きです。
1.2.XGは上級グレードのXSに対し、カーテン&サイドエアバッグやフォグランプ、本革巻きステアリング、ターンランプ内蔵ドアミラー、アルミホイールなどがないだけで、快適装備はほぼ同じ。エアコンもフルオートですし、キーレスエントリーも備わっています。それで新車時価格119万7000円がもうこの価格なのですから、驚きです。
この物件のオススメポイント
「世界戦略車」がよくわかるシート
サイズや厚みは、さすが大柄な欧州人を想定しているだけあり、たっぷり。座るとほどよい硬さが、欧州車っぽいです。マイチェンモデルでは後席を倒す場合、背もたれのみなので楽ちんです

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次回は日産 ラシーン(絶版)をチェックするぞ! クラシカルな雰囲気で人気のラシーンの気になるeco円は!? 乞うご期待 |
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第15回 低燃費&高年式のスズキ スイフト(現行型) 【エコカーより安い「eco円」カー】/旬ネタ
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