トヨタ エスティマ【オススメ銘柄】
2010/07/22

今週の注目銘柄:トヨタ エスティマ
■高いブランド力を確立したミニバンの人気モデル
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ファミリーカーの定番となったミニバン。豊富な車種の中でもエスティマは、特に高いブランド力をもつミニバンの人気モデルだ。
“天才タマゴ”というワンモーションデザインを採用し、従来の1BOX車のイメージを打ち破った初代エスティマ。そのDNAを引き継いだ3代目は2006年1月に登場。 エンジンはV6の3.5Vと直4の2.4Lの2種類。ミッションはV6には6AT、直4にはCVTが組み合わされる。駆動方式はFFと全グレードに4WDを用意。乗車定員は最大800mmのロングスライドが可能なオットマン付きの7人乗りと、チップアップ機構付きのセカンドシートを搭載する8人乗りを設定している。 |

■相場は値落ち、台数は豊富と買いのチャンス

グラフの分析結果は
価格 |
人気モデルゆえに値落ちが進まなかったが、流通台数の増加につれて値落ちが加速。 平均価格が3カ月で10万円も下がった |
台数 |
5月のゴールデンウィーク明けから流通台数が右肩上がりに増加。 現在は約800台にまで増えている |
距離 |
モデル初期の物件が増えているので、走行距離数は延びている。 4月の時点では2.6万kmだったが、直近では2.8万km を超えた |
2006年1月に登場したエスティマ。登場から4年半の間に、2007年6月の3.5Lエンジンの環境性能の向上、2008年12月の内外装のデザイン変更と装備の充実、2009年12月のエコカー減税対応、HDDナビの性能向上などのマイナーチェンジが行われている。
中古車相場は130万~350万円、平均価格は227.5万円となっている。流通台数は約800台と非常に多く、特にモデル初期の2006年~2007年式で80%を占めている。グレードではエアロパーツを装着した2.4Lのアエラスの中古車が最も多く流通している。
中古車相場は130万~350万円、平均価格は227.5万円となっている。流通台数は約800台と非常に多く、特にモデル初期の2006年~2007年式で80%を占めている。グレードではエアロパーツを装着した2.4Lのアエラスの中古車が最も多く流通している。

■値落ち率が大きく、余裕の走りの3.5アエラス
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新車時価格270万円スタートのエスティマ。グレード構成は2.4L、3.5Lともに標準系とエアロパーツを装着したアエラスの2種類。ミニバンでもエアロパーツ装着グレードが人気というトレンドが定着しつつあり、エスティマの人気グレードも同様に、エアロパーツを装備しているアエラスだ。2.4Lと3.5L車があり、流通台数では2.4L車のほうが多いが、初期モデルの値落ち率が大きく、お得感ならば3.5L車が上回る。そこで3.5アエラス、できれば7人乗りを狙いたい。
3.5L車は自動車税が高くなるほか、ハイオク仕様でガソリン代も高い。10・15モード燃費も9.8km/Lと、2.4L車(11.4km/L~12.4km/L)に比べて劣るのは事実。しかし多人数で乗ったときのクルージング感覚は、そんなことを忘れさせてくれるほど。HDDナビの装着率も高く、ディスチャージヘッドランプが標準装備。人気グレードで走りも良いので、そのお得感は特筆すべきだろう。
3.5L車は自動車税が高くなるほか、ハイオク仕様でガソリン代も高い。10・15モード燃費も9.8km/Lと、2.4L車(11.4km/L~12.4km/L)に比べて劣るのは事実。しかし多人数で乗ったときのクルージング感覚は、そんなことを忘れさせてくれるほど。HDDナビの装着率も高く、ディスチャージヘッドランプが標準装備。人気グレードで走りも良いので、そのお得感は特筆すべきだろう。
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