スズキ ワゴンR【モデル変遷編】
2007/10/12
大人4人がゆったりくつろげる
広い室内空間が魅力の軽トールワゴン

●2003年(H15年)9月:デビュー
バリエーションが豊富なエンジンラインナップ
3代目ワゴンRのエンジンは、すべて直3DOHC。NAのほかにMターボと呼ばれる低過圧ターボや直噴ターボなど、3種類のターボが設定されていた。グレードは、NAエンジンを搭載したFAとFXのほか、Mターボ搭載のFTとFS、さらに高過給のSターボを搭載したRR、直噴ターボ搭載のRR-DIと、大別して6種類。全車に4WDが用意された。
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| ↑軽自動車初搭載直噴ターボ。燃焼効率の向上などにより、19km/Lの低燃費を実現した | ↑サスペンションフレームを新採用としたことで、路面やエンジンから伝わる振動やロードノイズが低減している | ↑RRとRR-DIはグリルやバンパーなどすべて専用装備。ディスチャージヘッドランプや10mmローダウン&専用チューニングサスなども搭載された |
●2004年(H16年)12月:一部改良&特別仕様車
内装の質感アップとスポーティモデルも登場
シート表皮に起毛タイプを採用。また、ドアトリムのデザインを変更したほか、A4サイズの地図などが収納できる大型ドアポケットの採用も行われた。
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←同時に、FTをベースに角型フォグランプといった装備を搭載したFT-Sリミテッドなどの特別仕様車も登場 |
●2005年(H17年)9月:マイナーチェンジ
内外装のデザイン変更と環境性能の向上を図る
グリルや前後バンパーなどのデザイン変更を実施。また、インパネのカラーを明るいグレーに変更し、メーターには自発光タイプが採用された。このほか、ステアリングパッドのデザインや、シート&ドアトリムの表皮なども変更。さらに、FFの5MT車を除く全車の燃費を向上させたほか、排ガスのクリーン化などを行って、環境性能をアップさせている。なお、これらの変更はFT-Sリミテッドなどの特別仕様車にも実施された。
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| ↑FAを除く全車のセンターパネルは、スタイリッシュなデザインに。メーターは視認性が高いブラックとなった | ↑RR系は横バーグリルを採用。またヘッドランプを大型化し、フォグランプを丸型とするなどの変更も施された | ↑RR系以外の外装で変更されたのは、グリルやホイール程度。このほか、ラグーンターコイズメタリックなどの新色も追加された |
●2006年(H18年)5月:特別仕様車
国内累計販売250万台を記念した2つのモデル
NAエンジン搭載の250XとMターボ搭載の250Tが登場。10mmのローダウンを行ったほか、14インチアルミホイールやHDDナビなどを標準で装備した。
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←250Tには、ビレットタイプのグリルを採用。ディスチャージヘッドランプは共に標準装備となっている |
●2006年(H18年)9月:特別仕様車
パワーロスの少ないCVT搭載で燃費が向上
FX-SリミテッドのCVT搭載車が登場。22.5km/Lの低燃費により、H22年度燃費基準+20%を達成したモデルだ。設定はFFのみで、4輪ABSを標準装備。
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←同時に、Mターボを搭載したRR-Sリミテッドも登場。ターンランプ付きドアミラーなどを特別装備としていた |
●2006年(H18年)10月:特別仕様車
大画面モニター搭載のHDDナビなどを特別装備
HDDナビや本革巻きステアリングなどが奢られた、ナビスペシャルとナビスペシャルターボが登場。前者にはNA、後者にはMターボが搭載されていた。
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←ナビ画面とDVDの2画面分割も可能なHDDナビを搭載。このほか、フルオートエアコンなども奢られた |
●2007年(H19年)2月:グレード追加
力強い印象の新グレードは3種類のエンジンを搭載
追加となったスティングレーは、精悍な内外装を与えられたグレード。ディスチャージヘッドランプと横一文字に配したグリル、立体感のあるバンパーといった専用装備を満載していた。設定されたのはNAエンジン搭載のTのほか、直噴ターボ搭載のDI、Mターボ搭載のXと、エンジンの異なる3種類だ。
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| ↑内装色はブラックを基調とし、スポーティな印象。DIには専用チューニングを施したAVシステムが採用された | ↑2重構造のスケルトングリルを採用。ボディ色は、角度によって異なる色に見える新色のスパークブラックパールなど、全6色が用意された |
●2007年(H19年)5月:一部改良&グレード追加
CVT搭載モデルを追加しラインナップを拡大
23km/Lの低燃費を実現するCVT搭載車、FCとスティングレーXが登場。また、RR-DIにターンランプ付きドアミラーカバーを採用するなどの変更も行われた。このほか、特別仕様車のFX-SリミテッドやFT-Sリミテッド、RR-Sリミテッドには内外装のデザイン変更やボディ色の追加を実施。さらに、携帯リモコンを身に着けているだけで、ドアの施錠・解錠とエンジン始動が行えるキーレススタートシステムも標準装備となった。
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| ↑FA、FX、FCのシートとドアトリムには、明るいブルーを採用。FCはキーレススタートなども装備している | ↑FT-Sリミテッドはビレットグリルを大型化。また、フォグランプの追加やホイールのデザイン変更も行われた |
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