トヨタ アイシス【オススメ銘柄】
2012/02/16

今週の注目銘柄:トヨタ アイシス
■高いホスピタリティを誇る5ナンバーミニバン
![]() |
ミニバンがファミリーカーの主役として台頭するようになり、ユーザーのニーズも多様化していった。すでに発売していたウィッシュとノアの隙間を埋めるため、2004年9月に5ナンバースタイリッシュミニバンのアイシスが発売された。
アイシス最大の特徴は助手席側のリアスライドドアに採用したセンターピラーを内蔵したパノラマオープンドア。1890mmという大開口部を実現し、リアシートへのアクセスが誰でも便利。さらに床下収納式のサードシートを採用しシートアレンジが簡単に行える。エンジンは2Lと1.8Lの2種類。ミッションは駆動方式を問わず2LはCVT、1.8Lは4AT(09年9月以降はCVT)を採用。標準グレードに加えて、3ナンバーサイズのプラタナというエアロパーツ装着グレードを用意する。 |

■流通台数は豊富だが相場は底値を形成

グラフの分析結果は
価格 | 3ヵ月前の平均価格が129万円。12月上旬に短期間で6万円の値落ちを記録したが現在は横這いで推移 |
台数 | 12月上旬までは800台程度だったが、値落ちとともに流通台数が増加。現在の流通台数1000台に迫る |
距離 | 3ヵ月の物件平均走行距離は4.5万kmだった。その後小幅な変動はあったが、現在も4.5万kmと変化なし |
2004年9月に登場したアイシス。発売から7年とロングセラーモデルとなり複数回の仕様変更が施された。05年11月は2Lエンジンの環境性能の向上とヘッドライトの改良が行われた。07年5月はバンパー、グリルなど外観の変更とヘッドライトをプロジェクター式への変更を行った。またプラタナの2L車にパドルシフトを装着。09年9月は4ATだった1.8L車をCVTへ変更。エンジンのバルブマチック化で環境性能と動力性能を向上。11年6月は外観の高級化。これに伴いグレード体系、価格の見直しを行った。

■流通台数が豊富なエアロ装着グレード2.0プラタナ
![]() |
![]()
|
新車時価格180万円スタートのアイシス。ロングセラーモデルということもあり、流通台数は1000台弱と非常に豊富。平均価格は124万円。最安値はすでに30万円台まで下がっており、相場全体では35万〜230万円。100万円以下で購入できる物件はすでに3割もあり、新車が購入できる現行モデルミニバンの中で高い割安感を誇る。ミニバンはエアロパーツ装着グレードが人気ということを反映してアイシスもエアログレードのスポーティなプラタナが多くを占めており、狙い目は流通台数が豊富な2.0プラタナだ。
2.0プラタナは左リアの電動スライドドア、ディスチャージヘッドライト、キーレスエントリーなど人気装備を標準装備。さらにオプション装備のカーナビも中古車の装着率は80%を超えている。使いやすさ、スタイル、装備と三拍子揃ったアイシスは今が買い時。
2.0プラタナは左リアの電動スライドドア、ディスチャージヘッドライト、キーレスエントリーなど人気装備を標準装備。さらにオプション装備のカーナビも中古車の装着率は80%を超えている。使いやすさ、スタイル、装備と三拍子揃ったアイシスは今が買い時。
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
トヨタ アイシス【オススメ銘柄】/旬ネタ
あわせて読みたい
【試乗】新型 テスラ モデルY|もはや走りにも文句はなくなり全方位進化でBEV最強の1台へ!
先代ヴェルファイアなら150万円後半で買える!? トヨタ人気ミニバン、新型との違いや中古車価格、オススメな選び方を解説!
【試乗】新型 アウディ A5|堂々たるサイズの新ネーミング基幹車種、ベーシックモデルも必要十分に実用的!
三菱 デリカD:5の新車価格がアップ……。だったら中古車も見てみませんか? 価格や流通台数、オススメを解説
【試乗】新型 BMWアルピナ B4 GT|Dセグメントセダン最上! 良質なライドフィールを濃密に楽しめる“実用スーパーカー”
自由と絶景とハプニング! ルノー アルカナで行く神様が集まる「神津島」への旅
アルファードが先代なら100万円台後半から狙える? トヨタの人気国産ミニバン、中古車価格や今オススメの買い方・選び方、新型モデルとの違いを解説!
【試乗】トヨタ ランドクルーザー70(再々販モデル)|現代に蘇らせた意味を再考する
【試乗】新型 BYD シーライオン7|BEVの特性を生かした足回りでワインディングも器用に走る上級クロスオーバーSUV!
【試乗】新型 アウディ S5アバント|エンジンフィールが気持ちいい! マイルドハイブリッドを備えた新ネーミングの基幹モデル