スバル R1【オススメ銘柄】
2012/03/15

今週の注目銘柄:スバル R1
■名車スバル360を現代風にアレンジ
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スバルは2012年2月末で54年間続いた軽自動車の生産を終了した。そのスバルブランドの原点といえるのが、てんとう虫の愛称で親しまれたスバル360。その名車をモチーフに現代風にアレンジしたモデルが2004年12月に登場したR1だ。
R1は他のスバル軽自動車と同様に4輪独立サスペンションをはじめ4気筒エンジン、CVTを採用しているモデル。搭載されるエンジンは自然吸気(NA)が直4DOHCと直4SOHCそして直4DOHCスーパーチャージャーの3種類。ミッションは駆動方式を問わずCVTが組み合わされる。前席重視の2+2のコンパクトなボディは樹脂製のリアゲートを採用しボディの軽量化を実現。その結果10・15モード燃費は24.0km/L(R2WD車04年当時)と低燃費を達成している。
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■この3ヵ月間で値動きは目まぐるしく変化

グラフの分析結果は
価格 | 3ヵ月前の平均価格は76万円。年明けに6万円もの値落ちを記録したが、現在は値上がり中と相場変動が激しい |
台数 | 100台付近で留まっている期間が長かったが、2月末でスバルが軽自動車の生産終了したとたんに減少しはじめた |
距離 | 12月の時点で平均走行距離は約3.6万km。その後4.3万kmまで延びたが、多走行の物件が減少し4.1万kmまで短縮 |
2004年12月に登場したR1。05年11月にはスーパーチャージャーエンジンと7速スポーツシフト付きi-CVTを搭載したスポーティなSグレードを追加。また全車にフロントUVカットガラスやドアミラーを大きくするなど装備を充実させた。06年11月は搭載しているCVTを新型へ換装。またスーパーチャージャーエンジンの使用燃料をレギュラー仕様に変更した。07年6月はグレード整理を行い、NAエンジンのRとスーパーチャージャーエンジン搭載のSの2グレードになった。08年6月はボディカラーに新色を設定。

■今後値上がり必至!660Rは底値今が狙い目
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新車はダイハツのOEM供給となり4気筒エンジンや4輪独立サスなど、かつて「スバル品質」と言われたスバル社製の軽自動車は中古車でしか手に入らなくなった。2年前に生産が終了したR1も全流通台数が100台以下となり、今後は値上がりする可能性を含んでいる。グレードを見ると、スーパーチャージャーエンジンを搭載したSはかなり少なく、見つけるのは困難。そこで狙い目を全年式を通じて設定され、流通台数が豊富なNAエンジン搭載の660Rに絞りたい。特に流通台数が多い04年~05年式の平均価格は71万円から61万円とわずか3ヵ月で10万円の値落ちを記録。これは軽自動車としては暴落ともいえる値落ち幅だ。しかし気になるのは低価格物件がどんどん市場から姿を消していること。絶版車人気の火が付く前に購入するのがベターだ。
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