第233回 ホンダ オデッセイ(現行型)【おいしい中古車】
2012/08/10
家族が増えたからミニバン、という選択は当たり前でしょうが、スポーツカー好きにとっては、なかなか心苦しい選択だったりします。そんな人たちを歓喜させ、ミニバン=妥協ではないことを知らしめたのがホンダのオデッセイです。
4代目となる現行型のオデッセイが登場したのは2008年10月。乗る人の心をときめかせる「感性クオリティ」をコンセプトに、見て、乗って、走ってなど、あらゆるシーンで人の心に響く気持ち良さを目指して開発されました。
見た目上は3代目の延長という感じですが、中身は大幅に進化しています。エンジンは従来同様の直4 2.4Lながら、燃費が1.0km/Lアップし、10・15モード燃費は13.2km/Lを記録。もともと燃費の良かったエンジンですが、さらなる低燃費化を実現しています。
オデッセイの走りの良さは皆さんご存じでしょうが、いつなんどきでも熱い走りを楽しみたいという人は少数でしょう。家族が乗っているとき、疲れているときは静かに走りたいものです。そんなときに便利なのがECONモード。これは燃費の良い走行をサポートする機能で、燃費向上に一役買っているシステムなのです。
パッケージについても実はひそかに進化。2列目シート下の構造やシートバック形状を見直すことで、3列目の足入れスペースが約40mm、レッグスペースも20mm拡大。3列目の快適性が、よりアップしています。
中古車相場は、人気車だけにこれまでずっと高値安定傾向にありました。それだけにおいしい存在とはいえなかったのですが、登場から3年以上が経ち、ようやく値落ちが進んできました。
最安値の1台は、修復歴こそありますが走行4.6万kmで119万円。いよいよ半額以下の中古車登場です。程度にこだわっても、修復歴なし+走行4.2万kmの中古車が158.8万円と、以前に比べるとグッと狙いやすくなってきました。ようやく“買い”といえるタイミング到来です!
Text/金子剛士
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
【試乗】新型 テスラ モデルY|もはや走りにも文句はなくなり全方位進化でBEV最強の1台へ!
先代ヴェルファイアなら150万円後半で買える!? トヨタ人気ミニバン、新型との違いや中古車価格、オススメな選び方を解説!
【試乗】新型 アウディ A5|堂々たるサイズの新ネーミング基幹車種、ベーシックモデルも必要十分に実用的!
三菱 デリカD:5の新車価格がアップ……。だったら中古車も見てみませんか? 価格や流通台数、オススメを解説
【試乗】新型 BMWアルピナ B4 GT|Dセグメントセダン最上! 良質なライドフィールを濃密に楽しめる“実用スーパーカー”
自由と絶景とハプニング! ルノー アルカナで行く神様が集まる「神津島」への旅
アルファードが先代なら100万円台後半から狙える? トヨタの人気国産ミニバン、中古車価格や今オススメの買い方・選び方、新型モデルとの違いを解説!
【試乗】トヨタ ランドクルーザー70(再々販モデル)|現代に蘇らせた意味を再考する
【試乗】新型 BYD シーライオン7|BEVの特性を生かした足回りでワインディングも器用に走る上級クロスオーバーSUV!
レガシィアウトバック生産終了の裏で、先代中古車が100万円台から狙える状況に! スバル人気クロスオーバーSUVの最新価格、オススメな買い方・選び方を解説