高年式・好条件のイカしたドイツ車をお手頃予算で? ならば200万円台のCLAシューティングブレーク!
カテゴリー: クルマ
タグ: メルセデス・ベンツ / ステーションワゴン / CLAシューティングブレーク
2017/05/09

「いいモノを安く」という虫がいい話が……実はあります
「高年式でコンディション良好な、そして世間的には“高級ブランド”と言われているメーカーの欧州車を、できれば手頃な予算で入手したい……」と、そんな虫がいいこと(?)を考えている人もいらっしゃるかもしれません。しかし世の中基本的においしい話はありませんので、そんな虫がいい選択肢はなかなか見つからないのが普通です。
ですが今、とある高年式ドイツ車がそんなニュアンスに近い「おいしい選択肢」になりつつあります。
その車の名前はメルセデス・ベンツ CLAシューティングブレークです。
CLAシューティングブレークは、15年6月に登場した比較的コンパクトなステーションワゴン。まぁメーカーとしてはワゴンではなく「シューティングブレーク」と呼んでいるわけですが、シューティングブレークというのは元々は「狩猟用の馬車」を意味する言葉。ただし現代では「ステーションワゴン」とほぼ同義で、ステーションワゴンの中でもデザイン性重視でクーペ的にシュッとしてるモデルを「シューティングブレーク」と呼ぶ場合が多いようです。



デザインの妙により短めの全長でも「寸詰まり感」は皆無
CLAシューティングブレークのベースとなっているのは、現行メルセデス・ベンツ Aクラスの4ドアクーペ版であるCLAクラス。こちらもなかなかステキな車なんですが、いわゆる一つの「フォルム」に関してだけはやや微妙かもしれません。小さなAクラスを無理やり4ドアクーペに仕立てたため、どうしたって「伸びやか」ではない「寸詰まり感」を覚えてしまうわけです。
しかし同じCLAでもシューティングブレークの方は、寸詰まり感皆無の非常に伸びやかかつセクシーなフォルムを実現させています。両者の全長と全幅、そしてホイールベースはまったく同じなのに、ここまで印象が異なるとは……。「デザインの力」を感じざるを得ません。
メルセデス・ベンツ CLAシューティングブレークのグレード展開は超大まかに分けると、1.6Lの直噴ターボエンジンを搭載するCLA180系と、2Lの直噴ターボを搭載するCLA250系の2種類。トランスミッションは両グレードとも7速ツインクラッチの7G-DCTで、CLA250の方には可変トルク配分型4WDの「4MATIC」も用意されています。
で、前置きが長くなってしまいましたが、その中の「CLA180シューティングブレーク」が今、非常にお安くなっているのです。


走行1万km台の好条件車も余裕で200万円台!
具体的に見てみましょう。CLA180シューティングブレークの新車価格は、年によって微妙に違うのですが360万~395万円。パッケージオプションや諸費用を含んだうえでの支払総額はおおむね400万~450万円ほどになるはず。……比較的コンパクトなモデルとはいえ、さすがのメルセデス価格です。
しかし新車ではなく中古車であれば、同じCLA180シューティングブレークが車両価格250万~299万円、支払総額270万~320万円ほどで狙えてしまうのです。それも「ボロくなったから安くなった」というニュアンスの中古車ではなく、せいぜい走行数千kmから2万kmぐらいの「まだまだ新車みたいなモン」と言えなくもない15~16年式が、その相場なのです。
さらに言えば、全物件ではありませんが、中には新車時19万9000円相当だった「レーダーセーフティパッケージ」が付いている中古車もけっこうあります。
……どうでしょうか? 15年式の場合、メーカーの保証プログラムである「メルセデスケア」が来年18年中に切れるという問題はありますが、それにしたって18年はまだまだ先の話だとも言えます。そして何より、なかなかの高年式・低走行でありながら、新車と比べりゃウルトラ安いと断言できるこの相場。さらには「シューティングブレーク」ならではの伸びやかでセクシーなフォルムと、イメージの良さおよび使い勝手の良さ。
……この種の車を探していた人にとっては、買わない理由がちょっと見当たらない選択肢ではないでしょうか? とはいえもちろん無理強いするつもりは一切ありませんので、下の物件リンクをパトロールしつつ、じっくりとお考えいただけましたら幸いです。
▼検索条件
メルセデス・ベンツ CLAシューティングブレーク(現行型)×車両価格299万円以下×修復歴なし日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
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