ライバルの影響強し、スペーシアカスタムもデカグリル顔に
カテゴリー: クルマ
タグ: ホンダ / スズキ / ダイハツ / 軽自動車 / 女性向け / 主婦向け / 家族向け / カジュアル / CVT / FF / 4WD / 買い物 / スペーシア / N-BOX / タント
2017/05/13

ライバルの後塵を拝する、スズキ スペーシア
2016年12月に、スペーシアカスタムに押し出しの強いモデル、カスタムZを追加したスズキ。この期に及んでボンネットフードやフェンダーパネル、ヘッドランプまで作り直したわけとは。次期型スペーシアカスタムにもこの顔つきは継承されるのだろうか。


スズキは、軽ハイトールワゴンにスペーシアを投入。スマートな路線を突き進もうとしたが、そこにはあまりニーズはなかった。強豪、ダイハツ タントに歯が立たず、加えて新たな刺客、ホンダ N-BOXも現れて大空間ワゴン市場で本領を発揮できないまま苦渋をなめている。
タントとN-BOXが、絶大なネームバリューを誇っていることは説明するまでもなく、ここにスペーシアが割って入るのは相当な課題のようだ。


メッキルーバーが並ぶインパクトある顔つき
スクープ班が入手した、次期スペーシアカスタムの断片的な情報によると、フロントには、冒頭の写真にあるような大型グリルが備わるという。追加されたスペーシアカスタムZに似た表情が与えられるのだろう。
切れ長ヘッドランプとリブ状にデザインされたメッキルーバーが並び、軽自動車とは思えないボリューム感が醸し出されるに違いない。

メカニズムも進化
周知のとおり、スズキは現行アルトから、軽量プラットフォーム、「ハーテクト」を実用化しており、ラパンとワゴンRにも用いて着々と商品ラインナップの世代交代を進めている。このシャシーは、次期スペーシアにも流用され、100kg近い軽量化が実現する可能性もある。元来ボディが大きく車重が重い大空間ワゴンで、重量軽減が実現できれば、燃費と走りの両方が改善されて商品力は上がるはずだ。
パワートレインには、現行モデルのSエネチャージを進化させたマイルドハイブリッドが与えられる。停車時からのクリープをモーターだけで実現し、カタログ燃費は33km/Lに迫るかもしれない。
次期スペーシアは、2018年初頭に発売される公算が大きいが、その前に東京モーターショーに参考出品され、ティーザー活動が行われるかもしれない。なんといっても、2017年夏には、ライバルであるN-BOXがモデルチェンジされるため、スズキとしては先にスタートダッシュを切る強敵に遅れを取りたくないはずだ。
※2017年5月13日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2018年1月
■全長×全幅×全高:3395×1475×1735(mm)
■搭載エンジン:660cc 直3
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