日産 デイズ、三菱 eKは電動化を見据えている……!?
2019/07/12

デイズ/eKのシャシーに秘密が
日産と三菱がともに環境対応技術として、他社よりもピュアEVに注力していることは説明するまでもない。当然、両社はNMKVも交えて軽規格においても、EVを開発している。
発売されたばかりの新型デイズ/eKは、先代と同じく背高ワゴンに設計されているが、全高は20mmアップ。
これに伴ってヒップポイントもわずかに上がっている。
また、後席足元がフラットに設計されているのもセールスポイントのひとつ。
床下にプロペラシャフトが通る4WD車でさえ、凹凸のない平らなフロアが実現されている。じつは、このフラットなフロアに秘密がある。
バッテリーの調達先は?
プロペラシャフトが収まる程度の空間が、床下に設けられているわけだ。ここにバッテリーを搭載する前提で、設計されたのでは? とも考えられる。
つまり、上げ底になっているのは、EV用のバッテリーを収めるための空間が設けられているためだろう。
バッテリーの供給元も気になる。現行i-MiEVには、三菱商事やGSユアサが出資して設立された、リチウムエナジージャパンの電池が使われている。
対するリーフは、NECと日産が手を組んで設立されたAESC(オートモーティブエナジーサプライ)から電池を調達中だ。
AESCは、ラミネート型の個性的な電池セルを用いており、日産が開発主導となれば、こちらが起用される可能性が高いが、はたして?
日産は2022年度末までに、国内向けEVを3車種、三菱も20年以降にEVを2モデル投入することを公言している。
もちろん、デイズ/eKのEVバージョンも含まれているはずなので、早ければ2020年後半にもお目見えするかもしれない。
※2019年7月11日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【諸元・スペック】
■予想発表時期:2020年以降
■全長×全幅×全高:3395×1475×1640(mm)
■搭載エンジン:電気モーター
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