ホンダ インサイト(3代目・現行型)ってどんな車? マンガで詳しく解説!【人気車ゼミ】
2019/10/06

国内外、様々なモデルの魅力をテクノロジー視点で解説! ちょっとマニアックで難しい専門的な知識も、楽しく分かりやすくマンガで紹介していきます。
講師紹介

自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。車に乗り込むと即座に車両のすべてを察知。その鋭い視点から、試乗会ではメーカー陣に多く意見を求められている。数々のメディアに寄稿する他、工業高校の自動車科で教鞭を執る。『クルマは50万円以下で買いなさい』など著書も多数。趣味は乗馬。

マンガ家
田代哲也
マンガ家・イラストレーター。1997年『週刊少年ジャンプ・サマースペシャル』(集英社)でデビュー。少年マンガ誌、青年マンガ誌、スポーツ雑誌などジャンルを問わず執筆。絵本『田んぼの昆虫たんけん隊』『水泳大好き!トラ』(星の環会)。2004年より東放学園高等専修学校、東放学園映画専門学校で講師を務める。スズキの車を4台乗り継ぎ、現在の愛車はスイフトスポーツ。
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重要ワード(マンガ内※)解説
初代インサイトはスチールボディに比べて約40%もの軽量化と高剛性を実現したアルミボディを採用。ボディパネルはアルミプレス材と樹脂材を組み合わせて成型している。
▲空力性能を最優先にしたエクステリアは、後輪が半分隠されているのが特徴
2代目インサイトはクーペからプリウスと同じようなおにぎり型の5ドアに。2代目プリウスは3ナンバーサイズになったが、インサイトの全幅は1695mmで取り回しのいい5ナンバーサイズを死守。
▲随所に収納スペースを設け、荷室も十分実用的なスペースが与えられた
初代シビックは1972年に登場。2001年にはインサイトと同じハイブリッドシステムを搭載したシビックハイブリッドが登場する。
▲現行型はセダン(写真)、ハッチバック、タイプRの3モデルが用意されている。セダンとハッチバックのエンジンは1.5Lターボに
2018年、アメリカの新車販売台数ベスト3はピックアップトラックで、4~6位は日本のSUV。 広大なアメリカでは大柄の車が求められる傾向にある。
▲上の写真は販売台数1位のフォード F-150。一方で都市部ではハイブリッドカーや電気自動車なども多く見かける
ハイブリッドカーは駆動用バッテリーがそれほど大きくないためエンジンがかかっている時間が長い。マイルドハイブリッドは停車時と発進時以外は基本的にエンジンを動かしている。インサイトのハイブリッドは日常走行のほとんどをモーターのみで走れる設定に。
エンジンを回したときのサウンドにも気を配り、心地よさを演出。ハンドリングのよさもなかなかで、高級感のある走りの中にもしっかりスポーティさが盛り込まれている。
助手席はセンターコンソール部分が張り出しているため膝を立てて座ると右足部分が狭く感じる。しかし足を前に伸ばすと奥が広くえぐられている。ボディサイズを考えると足元空間の広さは十分。
インサイトのインテリアデザインは落ち着きがあり大人っぽい雰囲気に。助手席前のソフトパッドはミシン目のアングルにまでこだわった縫製を施し、ステッチは糸の張り方を調整してしわが発生しないようにするなど、細部にまでこだわった作りに。
松本さんによるとホンダはオーディオやカーナビにかなり力を入れている。現行型レジェンドに採用されているKrellのオーディオシステムのサウンドも太鼓判を押すそう。
ATやCVTは走行中にシフトレバーを操作することは多くないため、従来とは異なる形状のものが増えている。フェラーリやランボルギーニもボタンとパドルシフトで操作を行う。
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