レクサス LX、次期型デザインの“別案”が浮上
カテゴリー: クルマ
タグ: レクサス / SUV / LX / ニューモデルスクープ!
2019/11/30

クロスオーバースタイルの別案が浮上
レクサス商品群の中で、SUVの頂点に据えられている「LX」は、2021年に一新される。
このことは2019年4月に第一報をお届けしたが、新たに別の案を手に入れた。こちらは、既報のアイデアと違って、クロスオーバーのようなスッキリとした印象が強い。はたして本命はどちらか。

既存商品群を踏襲した初期案
上記初期案では、サイドからリアへとウインドウガラスが、ボディを取り巻くかのように、RXと同じくガーニッシュを配するデザインが持ち上がっていることを報じた。
今回の案では、このガーニッシュが省かれて、リアクオーターピラーが、ボディ色で構成されている。
力強い印象がかもし出されるのは見てのとおり。サイドウインドウ後端がアロー型に尖っている処理は、レクサス共通のアイデンティティとして踏襲されるが、その先端は現行モデルよりも高い位置にある。
リアエンドは、現行モデルと比べてスマートな印象が強い。中でもハッチゲートには、スムージング処理が施されて、凹凸の少ないスッキリとした装いを実現。
ヘビー級SUVではなく、まるでクロスオーバーを思わせるほどのまとまり具合だ。左右コンビランプは、ワイド感を訴求するガーニッシュで結ばれ、UXやESの流れをくむ処理が反映される。
ボンネットフード中央には、良好な前方視界を確保すべく、プラド似の凹みが設けられるとの情報もある。前後ホイールアーチは、引き続き台形に成形され、現行モデルにはない、控えめな樹脂モールが装着される模様。

軽量コンパクトでローコストのハイブリッドを採用
次期LXは、TNGA世代の車として開発されているが、2020年デビュー予定のランクル300とコンポーネントを共有するため、フレーム構造が踏襲される。
それでも軽量化が図られ、環境性能を改善。パワートレインには、LS500と同じ、3.5L V6ツインターボと10速ATが組み合わされる。
さらに、1モーター式のマイルドハイブリッドも初設定。海外勢が48Vの電装系とともに、採用していることを受け、トヨタも今後ヘビー級SUVに用いていく計画だ。
1モーター式は、簡易的なシステムとの見方もあるが、コストと重量を抑えられ、搭載スペースが少なくて済むメリットがある。モーターはあくまでも、エンジンの動力を補うアシスト役に徹する。
前述したように、コンポーネントを共有するランクル300は、2020年夏に発売される見通しで、次期LXは1年ほど遅れて、2021年に現れる。
※2019年11月15日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【諸元・スペック】
■予想発表時期:2021年10月
■全長×全幅×全高:5080×1980×1900(mm)
■搭載エンジン:3.5L V6+ターボ
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