マツダ、直6エンジン×FRモデルの投入を先送り
カテゴリー: クルマ
タグ: マツダ / FR / ニューモデルスクープ!
2019/12/14

戦略が見直された
マツダが、エンジンを縦置き搭載する、ラージアーキテクチャーの実用化を遅らせる。当初は、2021年にも投入される計画だったが、1年ほど遅らせることが公表された。
技術開発を確かなものにすべく、性急なプランが見直されることになったようだ。


世代交代のスケジュールに影響も
ラージアーキテクチャーの口火を切る車種として準備されている、3代目CX-5の発売も2022年にズレ込むだろう。
同様に、計画されていたスカイアクティブD(ディーゼルエンジン)の第2世代へのバトンタッチも見直されて、先送りされることになった。



独りよがりだった当初の計画
2018年4月時点の発表内容では、中期経営計画の最終年度(24年度)には、マツダ3より古い現行世代のモデルは、ほとんど残っておらず、販売台数200万台のほとんどを新世代モデルが占める見通しだった。
具体的には、マツダ3やCX-30など、FFベースのスモール系を120万台、ラージ系を80万台販売する計画を立てていたが、これも見直され、総数180万台に。その後、ラージ系の比率を高めていく算段だ。
ここ最近の動向を振り返ると、マツダ3の目玉として準備されてきた「スカイアクティブX」の発売時期が、2019年10月から同12月に延期され、ロータリーエンジン採用のレンジエクステンダーも投入が先送りされた。
成長に向けた意欲的な姿勢は評価できるものの、前のめりすぎて独りよがりになってしまわないよう、キチンと振り向いてユーザーがついて来れているか、確かめることも大事だろう。
そういった観点でいえば、今回のスケジュール見直しは、ユーザーと歩調を合わせる意味で、歓迎すべきことかもしれない。
※2019年12月13日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
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