第68回 トヨタ オーリス TUMIバージョン 【見つけたら即買い!?】
2009/05/13
■バッグメーカー「TUMI」とコラボレーションした1000台限定車
VWゴルフのように、コンパクトでありながら高級感とスポーティさを兼ね備えたハッチバックとして2006年10月に登場したトヨタオーリス。今回は、機能的なデザインが世界中から支持を受けているバッグブランド「TUMI」とコラボレーションしたモデル、オーリスTUMIバージョンを紹介します。「TUMI(トゥミ)」というメーカーについて、感度の高いビジネスマンならばもちろんご存じのはず。1975年にアメリカで設立された、ビジネスバッグや旅行用のバッグなどを取り扱っているブランドです。丈夫で軽い素材が使用されているため、最近ではノートパソコンなどを収納するバッグも注目されています。
オーリスはそもそも機能性が重視された車。これに、TUMIがもつ機能的な美しさによるデザインエッセンスをプラスし、センスアップを狙ったのがこのTUMIバージョンと言えるでしょう。限定1000台で2007年2月に発売されました。
ベースとなるのは1.8Lエンジンの180Gと1.5Lエンジンの150Xにそれぞれラインナップされている「Sパッケージ」。16インチのアルミホイールやフロントスポイラーなどが装備されている、スポーティなグレードです。新車時はパッケージ価格として、ベース車価格プラス15万7500円の設定でした。車両価格と合わせると、もっとも廉価な150X 2WDで205万8000円、高価な180G 4WDで249万9000円となっています。
TUMIバージョンではさらに様々な専用装備が追加されています。まずは専用のシートカバー。フロント/リアシートともに、TUMIのイメージカラーであるブラック地にレッドのアクセントがあしらわれています。さらにフロントシートバックにはジッパー式のポケットも付属。専用フロアマットやラゲージマットも同じく、ブラックにレッドのラインでコーディネートされています。
TUMIのロゴが入った専用のシフトノブ、インストルメントパネルオーナメントも合わせて装備。スカッフプレート(サイドシルのプレート)は暗くなってからドアを開けると、TUMIの文字が赤いイルミネーションとなって浮き出てくる仕組みです。さらにリアには「AURIS」のエンブレムの上に「TUMI」のロゴエンブレムが入ります。
新車で購入した場合は、シートカバーと同じデザインがモチーフとなったキャリーバッグとトートバッグがセットになっていました。車の外でもTUMIデザインを味わえるグッズですが、中古車の場合、前オーナーがこれを車とセットで売却しているとは限りません。手に入れられるかは運次第といえそうです。
原稿執筆時点でカーセンサーnetに掲載されている物件数は9台。うち150Xは4台で、最安値は車両本体価格が133万円。180Gは5台で156万円。いずれも2WDのみでした。まだ年式の新しい車なので、修復歴車は1台もなく、走行距離も2万km以下の低走行車がほとんどでした。
レカロやmomoなど、車の世界で有名なブランドで車内を飾るのも素敵ですが、TUMIという車に興味のない人でも知っているクールなブランドで固めるのは、また違ったオシャレ感覚を味わえます。
この記事を読まれている方で、普段からTUMIのバッグを愛用されている方はいらっしゃいませんか? もしそうだったらぜひこのオーリス TUMIバージョンを愛車候補として検討されることをオススメします。TUMIのバッグは持っていない! という人も、興味をもったのなら、下の検索窓に「オーリス TUMI」と入れて探してみてください。
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第68回 トヨタ オーリス TUMIバージョン 【見つけたら即買い!?】/旬ネタ
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