普通のコンパクトセダン『トヨタ プラッツ』に秘められたポテンシャルを開放せよ!
2018/02/24
▲なんの変哲もない普通のコンパクトセダンなのですが……みんな大好き、羊の皮をかぶった狼のお時間です
昨年末に、羊の皮をかぶった狼としてカローラアクシオ 1.5GTをご紹介したところ、まあまあアクセスがあったようで、皆さん結構こういうのお好きなのね~ということで、今回は第2弾をお送りいたしますよ!
前回ご紹介したカローラアクシオ 1.5GTは、TRDのコンプリートカーということもあり、すでに仕上がっているモデルでしたが、今回ご紹介する車種はどちらかというと「素材」というべきモデル。つまり、購入後にあれこれカスタマイズする楽しみが残っている車種と言えるものです。
ということで、今回ご紹介する車種はコチラです!
トヨタ プラッツ(初代)!!!
はい、プラッツです。どちらかというとスポーティというよりも、年配の方のアシだったり、営業車だったりというイメージが強い、トヨタ最小のコンパクトセダンなのですが、ベースとなった車はヴィッツ。そしてヴィッツには「RS」というスポーティなグレードが存在しています。
ここでピンときた人もいらっしゃるかもしれませんが、そう、ヴィッツ用の社外パーツがほぼそのまま使用できるのがプラッツというわけなのです。
また、前述のように、激しい走りとは無縁のユーザーが使用していた個体も多く、絶対数は多くないものの低走行で程度のよい個体が出てくる可能性が高いのも見逃せません。
▲意外と普通にディーラーに下取り入庫することも多いので、それを狙うのもアリなお、プラッツには、1L、1.3L(4WDのみ)、1.5Lと3種類のエンジンが用意されていますが、狙いたいのは1.5Lエンジンを搭載したグレード。
このエンジンはヴィッツの1.5RSのものと全く同一スペックであり5速MTも選べるので、これをベースにカスタマイズパーツを組み込んでいけば、まさに羊の皮をかぶった狼が完成するという寸法。
▲ヴィッツRSと同じ1.5Lの1NZ-FE型エンジン。ギア比はヴィッツRSよりもハイギアードとなりますこの1.5Lの1NZ-FE型エンジンは、ヴィッツだけでなく、bBやイストなどにも搭載されているもので、チューニングパーツメーカーから、ボルトオンターボキットやスーパーチャージャーキットなどもリリースされているため、やろうと思えばかなりのパワーを絞り出すこともできてしまうのです。
ただ残念ながら、ヴィッツRSはリアブレーキがディスクになるところ、プラッツはドラムブレーキという違いがあります。
しかし、900kg台前半という軽量ボディのFF車なので、スポーティな走りを楽しむ程度であればそれほど気にしなくてもいいポイントかと思われます(ヴィッツRSのブレーキ移植というテもありますが)。
さらに、かなりレアになりますが、1.5X S Packageというスポーティグレードが存在しており(2003年7月まで)、こちらはスポーツサスペンションに前後スタビライザー、アルミホイールが標準装備となったもの。前後スタビライザーは他のグレードには装備されない特別装備なので、よい個体があれば迷わず購入をオススメしたいところです。
▲もちろん室内空間はパッケージングに優れたヴィッツと同様なので、日常的な使用に関しても問題はありません。リアシートも極端に広いわけではないが、大人がしっかり座れます
▲トランクルームもセダンらしく広々。実は、リアシートが倒れる機構なので長尺物も楽々積載できます価格的にも総額40万~50万円くらいと手ごろで、ヴィッツRSよりもやや安いくらいの印象です。タマ数がそれほど多くないという点を除けば、結構アナと言える1台ではないでしょうか?
【関連リンク】
この記事で紹介している物件
あわせて読みたい
ダイハツ コペンがついに生産終了することに絶望……。だったら「代わりにコレどうですか?」5選
トヨタ FJクルーザーの再来か!? ランクルミニがついに……
【爆増】ランクル250の流通台数が900台超え! トヨタのランドクルーザーシリーズの最新型中古車状況、オススメの狙い方を解説
トヨタ アクアが、プリウス顔に大胆イメチェン! でもマイルドな見た目がお好きなら、前期型もいいんじゃない? 中古車相場をチェック!
【頭文字D30周年】ファン大歓喜の記念イベントに行ってきた
トヨタの本格スーパーカー、GR-GTが英国モータースポーツの祭典に出走。気になる販売時期は?
三菱 トライトンで検討! ピックアップトラックは都市部暮らしにはマッチしないのか? 皆の視線をかっさらう荷台のあるおしゃれな車4選
【祝! 頭文字D30周年】 主人公・藤原拓海の愛機ハチロクことスプリンター トレノAE86の中古車状況は今どうなってる? モデル概要、狙い方も併せて解説
新型カングーの新車価格400万円超えに絶望したあなたに贈る「半額で買えるコレ、代わりにどうですか?」5選
【悲報】新型カングーから樹脂バンパーが消滅! 絶望したあなたに贈る「代わりにコレ、どうですか?」5選









