三菱 デリカD:5 ▲フロントバンパーやハッチゲート下部のガーニッシュといった機能パーツが変更されて真新しさが演出されるデリカ。リアバンパー下方も手直しされてエグゾーストの存在感が打ち消される

※当記事はムックハウス社の発行する雑誌「マガジンX」編集部より寄稿いただたものです。内容は雑誌の内容をWEB用に一部再編成しています。マガジンXの詳細は記事末のリンクをご確認ください

6年半ぶりに意匠変更

三菱の象徴ともいえるデリカD:5だが、さらなる延命が実施されるようだ。何しろ2007年に発売されてから18年も経過しているのにいまだにコンスタントに月販2000台をキープしている。

よっぽど新しいアウトランダーよりも売れていて三菱の国内販売を支えているといっても過言ではない。

2019年には大規模マイナーチェンジでボディ前後のデザインがリニューアルされてダイナミックシールドが織り込まれディーゼル車のみに集約された。

あれから7年近くが経過し再び手直しがされるわけだ。
 

三菱 デリカD:5▲2007年に5代目デリカとして発売されたD:5はラフロードも走れる高い走破性がセールスポイント。2019年の大規模マイナーチェンジでダイナミックシールドが起用されディーゼル車のみに集約された

モデルライフは20年となるか

今回の意匠変更ではフロントバンパーが一新されて真新しさが演出される。リアではハッチゲート下半分を覆っている樹脂パネルの造形が変わりリフトアップ感が強まる。

エグゾーストの位置変更でバンパー下部の切り欠けが配されてスッキリとした印象に変わる点も見逃せない。インテリアの装飾パーツや一部ボディカラーが刷新される可能性もある。

このリフレッシュを経て現行型D:5は少なくとも2027年頃まで継続販売されモデルライフは20年に及ぶこととなりそうだ。気の早い話だが2027年のモビリティショーでは次期モデルがワールドプレミアされるだろう。

※2025年9月26日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

文/マガジンX編集部
写真/マガジンX編集部、三菱自動車